白餡作りは面倒くさい? いえいえ、抜ける手間と時間を文明任せで楽ちん滑らか♡ アレンジ餡や練り切りにもどうぞ。甘さは控えめです。 やっぱ手づくりは最高(^^) 白餡が好きですが、スーパーではなかなか売ってません。 白餡作りに向いてる手亡豆も滅多に売ってません。 でも大福豆や白花豆はスーパーでも比較的手に入りやすい為、これを使って簡単に手作りしました。
◆豆の大きさは白花豆>大福豆>手亡豆となります。今回は2㎝程度の大粒の大福豆を使用し、加熱時間の目安にしました。豆の大きで加減してください。 ◆豆の量が変わっても手順は同じです。 ◆甘さ控えめです。好みで調整を。 ◆数日で食べきるなら冷蔵保存。食べきれない分は小分けにラップで包んで冷凍できます。
◆白いんげん豆をサッと洗い、たっぷりの水(分量外)に一晩浸して戻す。 ※8時間が目安。冬場の水温が低い時期は長めに。
【灰汁抜き】 鍋に豆と、豆を戻した水を入れる。重曹を加えて火に掛けて沸騰したら灰汁を取り、5分ほどゆでこぼす。
【掃除】 ザルに上げてたっぷりの水(分量外)に浸し、豆同士を擦るようにして優しく揉んで浮いた薄皮を取り除く。 ※取り切れない分は手動
※面倒でなければ胚芽も取り除いてください。食感がより滑らかになります。
【炊く】 圧力鍋に豆と水を入れて火に掛け、圧が掛かったら弱火で20分加熱して火を止め、自然に圧が抜けるまで放置する。 ※皮が無いので落し蓋不要。 ※豆の形が崩れてドロッとした状態になります。 ※普通の鍋で炊く場合は差し水をしながら1時間程度コトコト煮て下さい。
【潰す】 ミキサーやフードプロセッサーで滑らかに撹拌する。 ※または裏ごしで。それが面倒ならマッシャーで潰して下さい。
【練る】 砂糖と塩を加え、絶えず木べらで混ぜながら煮詰め、好みの硬さの2歩手前で火からおろす。
私の目安はすくった餡が落ちた時、木べらに三角に残るくらい。 本レシピ量で中火・15分ほどです。 清潔な容器に移して乾燥防止のラップをし粗熱を取る。 出来上がり♪ ※鍋のまま置いておくと余熱で底の方が硬くなるので注意
【おまけ】 今回使用したのは大福豆。(おおふくまめ) ちょっとお高級。手に入るなら手亡豆がお手頃です。
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西井千里(ち~sun)
料理家
【兼業料理家/食生活アドバイザー】 都内で美容サロンを営み12年目を迎えた食いしん坊。 「優しく楽しく親切なレシピ」をモットーとします。 材料も調味料も手軽なものを使い合理的に整えるのが得意です。 簡単~本格的まで、古今東西の ”美味しい” をご提案。