【カラダのための献立】冷え対策に。その２。

すっかり遅くなってしまいましたが。今月の献立です。
今月は「冷え」対策。
 
去年の「冷え」の回でも書いたように、食材には体を温めたり、体を冷やしたりする性質によって分ける考え方があります。（→「冷え対策に。」の回参照。）
「寒くなってきたな」「今日は体が冷えたな」と感じるようになったら、体を温めてくれる温熱性の食材を積極的に食べるようにするのもいいと思います。

もちろん。温熱性の食材を食べていても冷たいメニューではあまり効果は期待できません。ほかほか・アツアツのメニューの方がより体がぽかぽか温まるのは言うまでもありません。体だけじゃなく、胃腸が冷えていると消化機能も弱くなりがちなので、消化に良いものを食べることもいいですね！
 

前回は鶏肉（肉類は羊・鶏が温熱性の食材）がメインでしたが、今回は魚介の献立。
魚介の中で温熱性なのは、鮭やサバ、イワシ、アジ、エビなどが温熱性の食材。寒くなってくるとよく見かける魚が多いですね。その中から今回はエビをメインにした献立にしてみました。
 
＊赤字のレシピはリンクになっています。
　詳しいレシピはクリックしてくださいね。
 
 
○エビとチーズの揚げ餃子。
餃子は餃子でも、今回はパリッとカリっとした皮が美味しい揚げ餃子。
中の具には、体を温める食材の「エビ」と「ネギ」が入っています。さらに味付け代わりのチーズも入って、揚げたてはあつあつのチーズがとろ～りとろけますよ。
このままでもいいですが、お好みで体を温める食材の山椒をふっても。より効果的ですね。
 
 
○ニラ玉。生姜あん。
寒くなってくると食べたくなるのがあんかけ。
“あん”にするとお料理が冷めにくいので、アツアツの状態が長く続いてくれますよね。
今回は体を温める食材の「ニラ」を使って、おなじみのニラ玉。
普通は中華風の味付けで作ることの多いニラ玉を、今回は少し和風味に。
しっかりお出汁の効いたあんには生姜もたっぷり加えてよりポカポカ。おかずとしてもいいですが、ごはんにのせて食べるのもおすすめです。
 
○カブとベーコンのスープ。
寒い日には、やっぱり温かいスープは欲しいですね！
これも体を温める食材の「カブ」を使った中華だしのスープ。ベーコンと一緒に煮て、旨みをアップ！少し洋風な雰囲気になるのもいいところ。
最後にふりかけたこしょうも、味を締めるだけじゃなく、体をポカポカにしてくれますよ。
 
 
出来立てのあったかいうちにどうぞ！
 
 
○次回は1月15日（金）更新予定です。
 

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