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2015.01.08

【体の不調】胃もたれ。

キーワード
胃もたれ 体調 食べ過ぎ
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クリスマスに忘年会、お正月に新年と、ご馳走続きになりがちな年末年始。これから春になると歓送迎会のシーズンにもなりますね。

 

「胃もたれ」は、みぞおちあたりが重苦しく感じる症状のこと。

食べた物の消化が不十分な時に起こるのですが、その原因は大きく分けて2通りに分かれます。

 

ひとつめは、やっぱり食べ過ぎによるもの。

普段の食べている食事量以上に食べ過ぎてしまうと、消化しきれずに胃もたれを感じます。

ご馳走続きの年末年始はまさにそんな感じになりがちですね。

でも、そんなに食べ過ぎたわけでもないのに、胃もたれを感じることも時にあります。

 

もうひとつの原因は、胃酸の分泌自体が少なくなるもの。

食べ物を消化する胃酸が少なくなれば、相対的に食べ物の量が多くなり、同じ食事量を食べていたとしても、胃もたれを感じることもあります。

 

胃酸の分泌自体は年齢体調によっても変わってきます。

昔は沢山食べられたのに、歳を重ねるとだんだんと食べれなくなってきたと感じることもあるし、胃はストレスなどの精神的な影響も受けやすい臓器でもあります。

ストレスで胃の粘膜を守る粘液分泌が減って胃炎や胃潰瘍を起こしたり、消化に必要な腸管の運動(蠕動運動)が低下して食べものがなかなか消化されず胃に留まっている、ということも考えられます。

 

 

どちらの原因による胃もたれであっても、胃の消化力に比べて食べ物の負荷が多くなっていることは同じなので、その対策としては、まず胃を休めることが必要。

 

油っぽいものや食物繊維の多いものは避け、消化の良い、食べやすいものを中心に。もちろん、量は控えめにとるようにします。

一時的な食べ物の過負荷(食べ過ぎ)であれば、それだけで自然と症状もよくなると思いますが、それにプラスで!

 

デンプンなどの消化酵素であるアミラーゼを含む山芋や大根・カブ、胃の粘膜を強化するネバネバ成分のムチンを含む山芋やオクラ、なめこ・里芋などを取り入れるとより効果的です。

慢性的な胃もたれや精神的なものによる場合は、梅干しなどの酸味のあるもので胃酸分泌を刺激してあげることも効果的ですね。

 

 

次回はこれらの食材を使った具体的な献立をご紹介します。

 

 

○次回は1月23日(金)更新予定です。

 

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