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2014.11.21

【カラダのための献立】冷え対策に。

キーワード
冷え 献立 生姜 かぼちゃ にら
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「暑い地域・時期に採れる食材は体を冷やし、寒い地域・時期に採れる食材は体を温める」というのを聞いたことがあるでしょうか??

 

11月のテーマ「冷え」。今回はその冷え対策にオススメの具体的なレシピをご紹介!

そのレシピを紹介する前に。。

 

ある食材を食べた時に、体を温めるか冷やすかを程度によって「寒・涼・平・温・熱」の5段階に分ける という考え方を聞いたことがあるでしょうか。

例外もありますが、本来その地域の旬の食材を食べていれば、ちょうどその時期・その土地の気候にあった効果を得られるようにできているものです。ですが、最近はいろんな食材が手に入りやすくなったり、旬がわかりにくかったりしませんか?

あまりたくさんの食材について覚える必要は全くないと思うのですが、普段自分がよく口にする食べ物についてだけでも、どんな性質(温熱or寒涼)なのかを知っておくと少しお得かもしれませんね。

 

今回の献立では、冬にオススメの体を温める性質のある温熱性の食材を中心に、前回少しふれた寒温の調理法にも気を付けて献立をたててみました。

レシピと一緒に なぜこの食材を選んだのかというポイントもご紹介しますね。

(以下では少しわかりやすく、寒涼・平・温熱の3段階に分けてお話します。)

 

 

生姜鶏団子とカブのみぞれスープ。(←レシピはクリック)

体を温める食材で有名(?)な生姜。

メインは、この生姜をたっぷりと入れた鶏団子のあったかスープです。

ですがこのスープ。生姜以外にもまだまだポイントがあるんです。

 

肉類は羊・鶏肉が温熱性、牛・豚肉が平性の食材です。

駆け回る鶏はエネルギーが出そうですよね(笑)

なので今回は鶏肉を使った肉団子。

 

根菜は冬に食べるものなので温熱性のものが多いように感じますが、実は根菜は寒涼性が多く、大根やごぼうは寒涼性、にんじんは平性です。

そんな中で、根菜では珍しく温性の食材なのがカブ。

おろしたカブとなめこで自然なとろみが付いて、スープも温かさが長持ちです。

 

 

かぼちゃのクルミ和え。(←レシピはクリック)

かぼちゃの旬は夏のはず。。。でも!夏に収穫したかぼちゃは冬まで貯蔵可能。

夏から貯蔵して置くことで、水分が切れてデンプン質も糖化し、甘くてホクホクになるのが秋冬のかぼちゃの特徴なのです。

冬野菜は白や茶色が多い中、かぼちゃは貴重な冬の緑黄色野菜のひとつ。βカロチンが豊富で、温熱性の食材でもあるかぼちゃは、冬至に食べるという理由もわかりますね。

今回はここにもうひとつ。血行を促すビタミンEが豊富なクルミをプラスして、さらに効果アップです!(ちなみにクルミも温熱性の食材。)

なんて。私がクルミ好きなだけかもしれません。

 

 

○ニラ納豆。

ニラはにんにくや玉ねぎと同じネギ属で、温熱性の食材。

生で食べるのも好きですが、今回はさっと下茹でしてから刻んで納豆と和えました。

ちょっと「冷え」とは話がそれますが。青菜のお浸しが苦手な我が家の子供たちも、納豆と和えると喜んで食べてくれますね。

 

 

○柿のしょうが黒糖シロップかけ

果物の多くは寒涼性の食材なので、冬に食べ過ぎると体を冷やす原因に。

かといって、寒涼性の食材は冬に全く食べないというわけではありません。

なるべく室温に戻して食べる、加熱して食べる、温熱性の食材と一緒にして食べるといった工夫をすることで、体を冷やしすぎずに食べることができます。

そこで、今回使ったのが「しょうが黒糖シロップ。」(←レシピはクリック)

砂糖にも寒温があり、白砂糖は寒涼性なのに対し、茶色い砂糖(黒糖)は温熱性です。

生姜と黒糖は一緒に食べると、お互いに効果を高めるある組み合わせとしても知られています。

お湯で割って飲んだりホットミルクに入れたり、ちょっとしたおやつにかけたり。

こういうシロップを作っておくと、毎日少しずつ摂ることができますね。

 

 

今回の「冷えに効く献立」

こんな食材を毎日の献立に組み込んでみてはいかがでしょうか?

あまりきっちり考えすぎず、のんびりでも続けることは やっぱり重要!

どれもすぐにでも始められるレシピなので、気軽にトライしてみてくださいね。

 

 

○次回は12月5日更新予定です。

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