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    • 公開日2016/03/25
    • 更新日2016/03/25

    知っているようで意外と知らない!? ゆでたまごの作り方と便利なアレンジ

    作り置きができて、お弁当にもおすすめな「ゆでたまご」。正確なゆで時間やむき方、保存期間などがわかればもっと活用の幅が広がります! そんな「ゆでたまご」の様々なコツを、毎日旦那さんのお弁当にゆでたまごを入れているtomoさんがお教えします。

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     知っているようで意外と知らない!? ゆでたまごの作り方と便利なアレンジ

    我が家では、ほぼ毎日旦那さんのお弁当に「ゆでたまご」を入れています。前もって何個かゆでておけば、朝ごはんでもお弁当でもすぐに使えてとても便利ですよね!

    作り置きおかずのように使える「ゆでたまご」。でも「本当は半熟にしたかったのに」や、「殻が上手くむけずに表面がボロボロ」といった経験をされた方も少なくありません。

    今回は、好みのゆでたまごを作る方法や、キレイに殻をむくコツ、ゆでたまごの簡単アレンジレシピなどを、初心者の方にもわかりやすくご紹介したいと思います。

     

    ーゆでたまごの作り方(とろとろ半熟・半分半熟・固ゆで)ー

     

    「常温に戻す」時間をカット!冷蔵庫から出してすぐにできる理想のゆでたまご

    好みが分かれるゆで加減。せっかく作るなら、好みにあった理想のゆでたまごが作りたいですよね。

    レシピ本によっては「まず、たまごを常温に戻し」とありますが、その時間、もったいないですよね~。そこで今回は「冷蔵庫から出してすぐに」できる、理想のゆでたまごの作り方をお教えします。

     

    水からゆで、沸騰したら火を止める

    今回のゆでたまご作りで一番大切になるのは、たまごをお湯に浸す時間。

    沸騰したお湯にたまごを入れて、ゆで時間を計る方法もありますが、この方法の場合、たまごを常温に戻してからでないと、温度差で割れてしまうことがあります。

    このような失敗をしないように、我が家では水からたまごをゆで、沸騰したところで火を止めます。ここから時間を計り、好みの黄身の状態に仕上げるようにします。

     

    とろとろ半熟6分、半分半熟9分、固ゆで12分が目安

    では、とろとろ半熟、半分半熟、固ゆでの3種類のゆでたまごの作り方です。

    まずは鍋(直径14cm)に水(約700ml)とたまご(MSサイズ1個)を入れてふたをし、強火にかけます。

    3分ほどでボコボコと沸騰してくるので、ここで火を止めます。

    そのままの状態で好みのゆでたまごになるようにそれぞれ時間を計ります。

    ・とろとろ半熟…6分
    ・半分半熟…9分
    ・固ゆで…12分

    時間になったら、すぐに冷水に入れて冷やしてください。

    写真のように3種類のゆでたまごが出来上がりました。我が家ではMSサイズのたまごとIHコンロを使っていますが、上記の時間を参考に、好みのゆでたまごを目指してみてくださいね!

     

    ー黄身が偏らないコツと手早くキレイに殻をむくコツー

    お花見のお弁当やホームパーティーなどで出す料理には、見た目がキレイで、黄身が真ん中にあるゆでたまごを使いたいですよね。これもちょっとしたコツで簡単にできるので、ぜひお試しください。

     

    黄身が偏らず、キレイにむくためのコツは、穴をあけること!

    ゆでる前のたまごの尖っていない側の中心に、安全ピンなどで1つ穴をあける!

    こうすることで、黄身が偏りにくくなり、殻もむきやすくなります。白身と殻の間に水が入りやすくなって、手早くキレイにむけるのだとか! ぜひお試しください。

    他にもキレイに殻をむくコツとして、

    ●購入してから時間の経ったたまごを使う
    ●ゆでたたまごをしっかり冷やす
    ●冷やしたたまご全体に軽くヒビを入れ、水の中で殻をむく

    というものもありますよ。

     

    ーゆでたまごの保存期間ー

    殻に穴をあけて作ったゆでたまごや、ヒビの入ったたまごで作ったものは、劣化が進みやすいため、冷蔵保存で数日以内には食べた方がよいと思います。

    穴をあけず、そのままゆでたたまごであれば、冷蔵保存で1週間以内に食べることをおすすめします(半熟の場合はたまごの賞味期限内に食べてくださいね)。

    ただし、夏場は劣化がより進みやすくなるため、3日以内には食べるようにしましょう。

     

    ー漬け込んで簡単!アレンジレシピー

    ゆでたまごは、じつは味のアレンジがとってもしやすい食材でもあるんです。毎日お弁当に持って行くと、飽きてしまうこともあるので、たまにはアレンジしてみてはいかがですか?

     

    ゆでたまごのハーブ漬け

    材料
    ・ゆでたまご 1個
    ・A 水 50ml
    ・A 塩 ひとつまみ
    ・A ローリエ 1枚
    ・A ローズマリー(ドライ) ひとつまみ
    ・A タイム、バジル(ドライ) 各少々

    作り方
    1. 小鍋にAを軽く煮立たせ、ハーブの香りを立たせる。
    2. ポリ袋やジップロック等に、ゆでたまごと冷めた1を入れて軽く揉み込み、1日漬け込む。

     

    ゆでたまごの生姜みそ漬け

    材料
    ・ゆでたまご 1個
    ・A 酒 大さじ2
    ・A 豆みそ 小さじ2
    ・A 生姜のすりおろし 少々

    作り方
    1. 小鍋にAを入れ、40秒程度弱火で煮て、アルコールを飛ばす。
    2. ポリ袋やジップロック等に、ゆでたまごと冷めた1を入れて軽く揉み込み、1日漬け込む。

     

    ゆでたまごのタンドリー風漬け

    材料
    ・ゆでたまご 1個
    ・プレーンヨーグルト 小1
    ・ケチャップ 小さじ1
    ・カレー粉 小さじ1/2
    ・塩 少々
    ・生姜のすりおろし 少々
    ・にんにくのすりおろし 少々

    作り方
    1. ポリ袋やジップロック等に、ゆでたまごとすべての材料を入れて軽く揉み込み、1日漬け込む。



    どのレシピもゆでたまごを漬け込むだけで簡単に作れます。
    そのまま食べても、サラダやごはんの上にのせても美味しく食べれるので、ぜひお試しください♪

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    このコラムを書いたArtist

    tomoko
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    tomoko

    みなさんから「作ったよ!」のコメントや、たくさんのお気に入り登録、フォローもありがとうございます♡ 大好きな野菜を毎日飽きずに美味しく食べれるレシピはないかな? と、家族のおいしい笑顔を思い浮かべながら日々レシピを考えています😊 肉や卵、きのこなどとバランスよく組み合わせて、栄養満点!健康的なレシピ作りを目指しています^^ ---プロフィール--- 息子(9才)と娘(6才)の母。愛知県在住。 2014年からNadia artist として活動を始める。 『父の日の、スタミナ肉レシピコンテスト』にてグランプリ受賞、monthly MVP で編集部賞受賞。 Naidaコラム執筆や企業のレシピ開発、レシピ本(Nadia magazine、なつかし洋食 あかぬけ中華 一生好きな町中華等)への掲載など。 大好きな野菜を毎日飽きずに美味しく、家族にまた食べたい!と言ってもらえるようなレシピをInstagramやブログで発信中。

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