11月15日は油祝いと言って、これからやってくる本格的な寒さに備えるために、油で炒めたけんちん汁を頂いて身体を温めます。ちょうど収穫された旬の大根や人参、里芋、ごぼうなどを使った、根菜たっぷりの汁ものです。
動物性のものを使わない精進料理は昆布だしを使いますが、好みに応じてかつおだしでもよいでしょう。
大根と人参は皮をむいて銀杏切り、半月切りにする。 里芋は皮をむいて塩(分量外)をふってもみ、お湯でゆでてぬめりをとっておく。 ごぼうは皮をむいてささがきにし、水にさらしてアクを抜く。 こんにゃくはゆでて5ミリの厚さの短冊切りにする。 豆腐は2cm角に切って、キッチンペーパーなどを使って軽く水気を絞る。
鍋を熱してごま油をひき、大根、人参、里芋、こんにゃく、豆腐、ごぼうの順で加えて炒めていく。
具を炒めたら、だしを加えて煮る。途中でアクをとる。 具が煮えたら酒、醤油、塩で味をととのえて完成。
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