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調理師/料理家 槙 かおる

調理師/料理家 槙 かおるさんのプロフィールページ

2014.07.10 公開
テーマ:ひとりごと

台風見舞い


夫のお父さんはお仕事をリタイアされ、自分達の食べるものだけと野菜作りを初め
でもそこは元大工の棟梁、研究熱心な方で
今では農協から賞を頂くほどの立派なお野菜を作られるようになっています。
そのかわり、農家さんではないので、一度に巻いた種は一度に収穫をむかえ
箱を開けたら同じ野菜ばっかり!な感じ、
嬉しい悲鳴で同じマンションのお友達におすそわけ~
だから旬の野菜をスーパーで見ると、
あーそろそろ送ってくるな、買ってはいけないと思う(笑)

別に野菜が欲しいわけではない。
夫婦2人なら少量買えばいい事だし 何より広島からの送料の方が高くつく
でも「送るよ」という電話は嬉しくて、何年も甘えて野菜を送ってもらっていた。

それが例年ならこの季節、えんどう豆やそら豆が
みかん箱いっぱいに送られてくるのに届かない
昨日、夫に「別に野菜はどうでもいいのよ、お父さん、元気かな?心配」と話すと
「実はずーと気にしてた」って
「気にしてたんなら、なんで電話しないのよぉー!」
「電話したら野菜くれって催促したみたいになるのがいやだから」
「はぁ???そしたら今日は丁度いい、台風見舞いで電話してみようよ」

…なーんて会話の後、即、夫の実家に電話
お姑さんが出た

「はい、○○です」
こちらも「はい、私も○○です」
同じ苗字だからねー

お姑さんは「???」
私「鬼嫁でーす」
そして2人で大笑い、女同士他愛もない事を話で盛り上がる
そして「昨日、お母さん(私の母の事)が来て、メールしても返事こんのよー
そんなに忙しいんぢゃろうか、その割にはテレビにも出んしーと話しとったで」

槙、心の声、料理家=テレビに出るではないのだけど~

「わかった!後で電話しとくね」と応え、
「お義父さんは?たまには声が聞きたいわ~」と代わってもらい
「お元気ですか?」
「元気ぢゃでー」
「お酒は飲んどん?」
「お~よ、これが飲めんようになったら山の上ぢゃー」
「山の上って(笑)何、飲みょん?」
「焼酎よー」
「お湯割りで?」
「おうよー」

さてお姑さんもお舅さんも、会話で盛り上げた!
これで鬼嫁、そろそろ退場のころあい

「ほいぢゃ~鬼嫁はここらで退散、大切な息子さんに代わります」
「大切な息子?」
「あははは、○○(夫の名)さんですよ」


夫はね、すっごくお義父さんが好きなの
電話で話している横顔がにこにこして~電話を切ると元気になるの
だけど男って、あんまり実家に電話しないよね
それでもひろさんは月一で、実家に用事がなくとも電話する人なの
なのに「心配している」そんな時に電話しなくてどうするの???

基本、それぞれの実家への電話、またかかってきたも、
それぞれが電話に出るようにしています
なぜならば、やっぱり義理の親子、少しは気をつかうでしょ
親も子もお互いにね、
そしたらお互いの実家はお互いがした方がいいもーんな考えの私

だけど昨日は別、「台風見舞い」という理由もあるんだもん
それに私が話すと「テレビよりおもしろい」とお舅さんもお姑さんも笑ってくれる
「鬼嫁です」というだけで大笑い
いわゆる、ドッカンドッカンうけまくる
そして「あんたはおもしろいけんええわ~」
「ええ嫁さんぢゃー」と言ってくれる
私は「鬼嫁でっせー」と照れ隠しに言う

…ってか、私が鬼嫁になったの、去年のテレビのせいだからねー!
それまでは「おもしろい嫁さん」だったのに~(笑)

でもここまでくるにはやっぱり年月がかかったよ
最初はお互いに気を使い、嫁姑問題というほどではなかったが
生活スタイルの違い、食べるものの違い、考え方の違い
そういうのはどこの家庭でもあるような範囲の事はあった
でも、もうこの歳になると、かわし方もおぼえ、自分で鬼嫁と言う

なんだか一杯しゃべりすぎ?
先日のNadiaの冷凍麺工場見学ツアーの時は「大きな声のひとりごと」が多いと判明
でもそのひとりごとをちょりママが拾ってくれる
彼女は優しいしかしこい、そして可愛い
だからこそ、気さくに私とも話してくれた
こんな話の長い女によぉ~


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