お気に入り
(112)
鯖フィレをそのまま使って作っていますが、半分の大きさに切っても同じ作り方で大丈夫です。 ねぎをこんがりと焼くことで香ばしく甘みも増します。
鯖の臭みが残ると台無しなので、熱湯をしっかりと全体に回し、氷水で締めることがポイントです。 また冷たい煮汁に鯖を入れて煮ると臭みが溶け出すので、必ず沸いた煮汁に加えるようにして下さい。
鯖フィレは皮に2本ほど切り込みを入れ、バットに並べ熱湯を注ぐ。全体がしっかりと浸かったら氷水に取り、血合いや汚れを洗い落とす。
広めの鍋かフライパンにA 酒100㏄、味噌大さじ2、みりん大さじ3、砂糖小さじ2、醤油小さじ1を入れ、皮付きのまま薄切りにした生姜 を加えて中火で沸騰させる。 鯖を皮目を上にして並べ入れる。
落し蓋をして、煮汁が鯖全体に回るくらいの沸騰を維持したまま10分ほど煮る。 その間に長ねぎを4センチ長さに切り、魚焼きグリルでこんがりと色が付くまで焼く。(魚焼きグリルがなければ油をひかずにフライパンで転がしながら焼いても)
煮汁が減ってとろみがついてきたら3のねぎを鍋に加え、落し蓋を外して5分ほど煮る。
375744
両角舞
料理人として10年間修業を積んだ後、フードコーディネーターに転身。企業のレシピ開発や撮影スタイリングを多数手がける。 CX系めざましテレビのコーディネーターを5年間務めた他、タイ各地でのレストラン立ち上げに関わりメニュー考案、調理に携わる。現地での経験を活かし料理教室や料理イベントを主催。 2012年ELLE a tableフードバトルのグランドチャンピオン。漢方スタイリストの視点から作る薬膳も得意とする。