基本のビスキュイ( https://oceans-nadia.com/user/199129/recipe/397448 )のコーヒー味バージョンです。 基本のビスキュイが作れればロールケーキやムースなどへの応用が利くので、是非マスターしてください。 ビスキュイの材料は卵1個(60g)砂糖30g、薄力粉30gというシンプルな物です。コーヒーが入ると少しパサつくので、薄力粉を減らしています。 挟むクリームは全卵を使用したバタークリームですが、ホイップクリームでも大丈夫ですよ。加熱しない卵を使ったクリームなので、冷蔵庫に保存し翌日までに食べてくださいね。
メレンゲの出来が一番のポイントです。冷たく冷やした卵を使うこと、砂糖を3回に分けて加え空気を含ませて固く安定したメレンゲを作るとうまくいきます。卵黄生地や薄力粉と混ぜるときもメレンゲの泡をつぶさないように注意しながらふんわり大きく混ぜてください。 また、天板に絞り出して時間を置くとしぼんできてしまうので絞り出したらすぐに焼き始められるようにオーブンの予熱は生地を作り始める前に!!
薄力粉をもう一度ふるい入れ、底から大きくゴムベラを動かしてふんわりと混ぜる。薄力粉を混ぜこもうとしてゴムベラを細かく動かすとメレンゲの泡が消えてしまって膨らみが悪くなるので、ボールの底を大きく通るイメージで動かす。
絞り袋に生地を入れ、天板に4cmくらいの大きさに絞り出す。
粉糖をまんべんなく表面にふり、もう一度振る。
190℃に下げたオーブンで8分焼く。 出来れば途中で天板の前後を入れ替えると焼きムラが防げます。 焼きあがったら網などに載せて冷まし、粗熱が取れたら乾燥しないようにすぐにクリームを挟むか密閉容器に入れる。
B 全卵25g、グラニュー糖③15g、バター(食塩不使用)85g、グラニュー糖④15g、インスタントコーヒー1g*バタークリームを作る* バタークリームは作りやすい分量のため半分ほどしか使用しません。生地を倍量焼けばちょうど良い量になります。
ボールに溶いた全卵、グラニュー糖③を入れ、電動ホイッパーで白っぽくもったりするまでよく泡立てる。
バターは電子レンジ300wで40秒ほど溶けない様に様子を見ながら柔らかくなるまで加熱する。 グラニュー糖④を加え電動ホイッパーで白っぽくふわっとするまで泡立てる。
立てた卵を一すくいバターの方に入れ、電動ホイッパーで混ぜ合わせる。残りの卵も2回に分けて加えその都度泡立てる。
インスタントコーヒーはごく少量の水を加えて溶き、できたバタークリームの半量に混ぜる。 絞り袋に入れる。
バタークリームをビスキュイにしぼり出し、もう一枚のビスキュイで挟む。
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。