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2016.01.25

クラムチャウダー?いいえ、我が家はオイスターチャウダーです。

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牡蠣 ポタージュ 昭和 ヘルシー
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 日本人なら、寒いときは「鍋に限る」?
確かに、この年末年始は東京で過ごした我が家も ずいぶんと鍋物を楽しみました。
ぶりしゃぶ、鯛チリ、鴨鍋、他のおかずがメインならシンプル湯豆腐などなど。
特に久しぶりの日本の豆腐が美味しくてね。三之助豆腐というのですが、木綿と絹の中間の固さ、というか柔らかさで大豆の香りが良いのです。冷ややっこには同じ店の高級豆腐「只管豆腐」がおすすめなんですが、鍋には普通品で十分かと…。

 とはいえ、いっつも鍋物じゃ飽きてしまうのが、洋食好きの昭和ニンゲンなんですよ。
パリでも作る、ポトフやビーフシチューも大好きだけど、日本だからこそ!で作るのが 懐かしい「オイスターチャウダー」

チャウダーといえばクラムチャウダーでしょう、というご意見はごもっともですが、本当にクラムチャウダーをご家庭で召し上がってるんでしょうか?
 クラム=ハマグリと訳されてるけれど、実際にはクラムとハマグリはかなり違いまして、風味は少しアサリにも似てるし、で身はしっかりしてる(少々固い)。むしろ別の二枚貝といったほうが良いのじゃないかしらん、を使っているわけですからね。日本では普通には手に入らないクラムを使わなきゃ本場アメリカの味にはならないでしょう。
 アサリでも、ハマグリでも、クラムとは違うなら、むしろ大好物の牡蠣を使って「オイスターチャウダー」にしちゃえ!が塩田家の定番になってから60年以上は経っている、もはや伝統の昭和味でございます。

 なんといっても父の一番好きな外食のごちそうが銀座のレストラン「レバンテ」の殻付き生ガキ+生ビールでしたので、わたしも小さな子供のころから生ガキを食べさせてもらってましたからね。普段のおかずには魚屋で買ってきた、今なら加熱用のむき牡蠣に柚子と三杯酢がしょっちゅう登場してましたし…。それでも、おなかも壊さず、肝臓も丈夫で良かったわ~。

 パリでは牡蠣といえば、専門店か大きな魚やで殻つきを買うしかありません。あとは自分で頑張って殻を開けるか、有料で店に頼んでやっと、牡蠣の身が手に入る、というわけ。カキフライも新鮮でとっても美味しいけれど、そう気軽に作れない。ましてランチのお供にちゃちゃっとオイスターチャウダーを、なんて無理無理。

 日本なら簡単に手に入る、むき牡蠣を使ったチャウダーの作り方は簡単です。
わたしとしては、小麦粉をバターで色づけず香ばしく炒めたルーを使いたいところですが、母の流儀にしたがってバターと小麦粉を練り混ぜた「ブールマニエ」を仕上げに加えてとろみをつけるなら、あっという間。
 そして、牡蠣と野菜の旨味たっぷりなので、市販のブイヨンなど使わなくても自然に美味しいチャウダーになります。
 昭和、な時代の大人は牛乳嫌いが多かったので、こんなチャウダーはカルシウムを補うにもおススメ、な一品だったとも思います。
 栄養面を考えると仕上げのパセリも、香りだけでなく冬場のビタミンのお助けになりますので、ぜひ欠かさずにね。
 
 ちょっと「山の手」なオシャレな味のポイントはナツメグにあり!
 ホワイトソースなど牛乳を使用した料理にはナツメグ少々で、上品な仕上がりになるのです。
 お夜食にはクルトン感覚でクラッカーを砕いて加えても。

 気軽にお作りいただきたいけれど、食べるときはちょっぴり気取って、あくまで洋食感覚でお願いしたいもの。お椀はやめてね~。


  レシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/22278/recipe/134759
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