全国でもすっかり有名になった山形のいも煮汁。 地域によって豚肉エリアもありますが、特に特徴的な牛肉のいも煮をご紹介します。 甘じょっぱい汁でごはんがとっても進みます。具沢山なので、汁というより鍋感覚で楽しんでくださいね。
顆粒出汁を加えるときは、分量の醤油を減らして調整してください。 甘じょっぱいしっかりめの味付けですので、汁というよりお鍋かおかず感覚で食べて頂くと良いと思います。 牛肉は火を通し過ぎないように気を付けてくださいね。
さといもは洗ったら乾かしておくと滑らずむきやすいです。 さといもをむいたら塩(分量外)でもみこみ流水で洗ってぬめりを取ってから下茹でします。(水から茹でて沸騰してからおよそ5~6分)
鍋に分量の水と昆布を入れて少しおいておきます。 (野外で作る時は顆粒出汁が便利です)
具材を切ります。 ごぼうは笹がきにして水にさらし、長ねぎは斜め切り、まいたけは食べやすくほぐします。牛ばら 肉は食べやすい大きさに切ります。 しらたきはさっと熱湯をかけてからざく切りにします。
1の鍋を火にかけてごぼう、さといもを煮ます。 沸騰したら、しらたき、まいたけ、牛ばら肉を入れ沸騰したらアクを除き【A】で味付けします。
仕上げに長ねぎを加えてさっと火を通したら器に盛ります。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。