パエリア発祥の地、バレンシア地方のスタンダードなパエリア。山の幸で作るのが特徴。だしは使わず水で炊くので、素材の美味しさを堪能できます。
フライパンパエリアのポイントは「煮詰めてから炊く」こと。炊きムラ&米ぬか臭さを防ぐことができます。 サフランはローストすると少量で香りも色も綺麗に出せます。
鶏もも肉・モロッコいんげんはひと口大にカット。 ニンニク・タマネギはみじん切りに。 レモンはくし型にカットする。
サフランはアルミ箔で包んで150℃に熱したオーブンまたはトースターで30秒ロースト。(焼きすぎると真っ黒に焦げてしまうので注意) 乳鉢で粉末状にするのがベストですが・・・なければアルミ箔に包んだまま両手でもんで細かく粉砕します。
オリーブオイルを熱し、モロッコいんげんをソテーし、塩少々(分量外)で調味して取出す。
残ったオイルで鶏肉をソテー。強火で表面にこんがり焼き色をつけるように。 ニンニク⇒タマネギ⇒カットトマトの順に炒めあわせ、1・A 塩小さじ1/2、水250ccを加える。 米を加えて弱火で3~5分。木ベラでゆっくり全体を混ぜながら煮詰める。へらでかくと鍋底が見えるようになったら炊き始めの合図。
白いんげん豆の水煮を散らし、蓋をして弱火で15~18分。 蓋をはずして火で1分加熱し、余計な水分を飛ばす。 2・レモンを添えて完成~♪
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加瀬 まなみ
スペイン料理研究家
埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2023年 優勝 審査員最高得点賞 受賞 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか