大きなもちもちしたかぼちゃ団子にそぼろあんをかけます。片栗粉で作るかぼちゃ団子なので、子どもが食べても喉を詰まらせる心配がありません。お月見におすすめです。
・レシピのフライパンは20cmの小さいサイズのものを使用しています。特にそぼろあんを作る時はフライパンが大きいと水分が飛びやすいので、加熱時間は様子を見て調整してください。 ・かぼちゃは加熱したてだと熱いので、少し粗熱を取ってから皮を取るようにしてください。 ・片栗粉が多いとモチモチします。かぼちゃの水分量によって、片栗粉の量を調整してください。水分が少なく、形にならない場合は、水を大さじ1〜足して成形します。 ・かぼちゃを加熱し、冷ます時間に3を作ってもいいです。かぼちゃ団子を作ってからそぼろあんを作れば、フライパンを洗わず同じフライパンで作ることができます。 ・かぼちゃを潰す作業、片栗粉を混ぜる作業はお子さんのお手伝いにおすすめです。お子さんが成形する場合はフライパンに油を敷いてフライパンが冷たい状態で手で形を作ります。かぼちゃがくっついてしまう場合は手に油をつけるとくっつきません。
かぼちゃは耐熱皿にのせてラップをして電子レンジ600W5分加熱するか蒸して竹串を刺してすっと通るまで火を通し(竹串を刺して固い場合はさらに加熱する)、皮を取り、フォークやマッシャーで潰す。塩、胡椒を振り、片栗粉を混ぜる。
フライパンに油を入れ、火を付けフライパンを熱し、熱くなったら一度弱火にし、1のかぼちゃを入れ、フライ返しなどで厚さ2〜3cmの丸型に形を調える。蓋をして中弱火で3〜5分ずつ両面焼き、火を通す。
そぼろあんを作る。玉ねぎをみじん切りにし、フライパンを熱して、中火で玉ねぎを炒める(くっつくフライパンの場合は油小さじ1を入れてから炒める)。火が通ってきたら豚ひき肉を入れ、火が通るまで炒める。
421795
増田陽子
子どもの食育料理研究家・キッズ食育マスタートレーナー
子どものスポーツを食から応援するスポーツキッズ食育トレーナー、 農林水産省認定「和食文化継承リーダー」。 子どもが喜ぶ料理、子どもと一緒に作れるお手伝い料理、季節を伝える料理をご紹介しています。 普段はレシピ制作、子どもの食育コラム執筆、子ども向け、大人向け、親子向け食育イベント・講座講師の他、東京にて子どもが料理をする、子どものための食育スクール青空キッチン板橋校を主宰しています。 ・・・・・・ 食は子どもにとって「成長」と「健康」のために必要ですが、それだけでなく生きていく上でたくさんの学びの要素があります。料理の一部をお手伝いするだけでも子どもは達成感を得られますし、好き嫌い克服ができたり、手先の器用さや想像力を育むこともできます。 毎日ごはんを作るのは大変です。でも、ごはんを作って子どもと一緒に季節を感じながら食べること、生活することを楽しみたい、そんな気持ちの一助になるようなレシピを提案していきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします^^ ・・・・・・・ ブログやHPでは、行事食や旬の素材を使った食育レシピを紹介するとともに、子どもの食育について、また食を通じて子育てを少し楽にするお手伝いができるように心がけて書いています。 よかったら読んでみてもらえると嬉しいです。