味のしみたとろとろのおなすがご飯によく合う作り置きおかず。炒めたなすを煮ていくだけ。昔ながらのおいしさに、ほっとします。
◆おいしくてすぐ食べきってしまうので、まとめ作りをしたい場合など、上のレシピで煮汁が少ないようであれば、だし汁を300ml、きび砂糖と酒を大さじ1と1/2、みりんを大さじ2、醤油を大さじ3くらいを目安にしてみてください。
丸なす または ふつうのなすを用意する。 【丸なすで作る場合】 ヘタの周りに包丁でぐるりと一周切り込みを入れ、余分な部分を切り取って綺麗にそろえる。縦に5mm~1cm間隔で切り込みを入れ、茶せんなすにしてから、たっぷりの水につける。 【ふつうのなすで作る場合】 同様にヘタを処理して、長さを半分に切り、切り込みの間隔を1cm程度にする。
鍋に、油と、種を取った赤唐辛子を入れて熱し、水けをよく拭き取ったなすを入れて油をなじませる。
A だし汁1カップ、きび砂糖大さじ1、酒大さじ1と1/2、みりん大さじ1と1/2、醤油大さじ2と1/2を注ぎ、落とし蓋をして、ふつふつするくらいの火加減で20分程度(ふつうのなすの場合は15分程度)煮る。火を止めてそのまま味を含ませる。
うつわに盛り、針しょうが(しょうがの皮をむき、細いせん切りにして水にさらしたもの) をのせていただく。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。