定番おかず、里芋の煮っころがし。わが家では、里芋のぬめりをあえて残しながらむっちりと粘り気のある煮っころがしに仕上げます。この方法だと、少なめの調味料でしっかり味がつくのもポイント。里芋の美味しさを思い切り楽しめる一品です♪
◆ポイントは、里芋の皮を包丁の刃でむかないこと。里芋のぬめりとむっちり感が楽しめる煮っころがしになります。 ◆最初に調味料を煮詰めながら、里芋に味をからめておきます。少ない調味料でもしっかり味がついて、冷めても美味しくいただけます。
里芋はざっと泥を洗い流し、皮の部分を包丁の背でこそげるようにして落とす。(※皮は包丁の刃でむかないこと。) さらに、泥がついていればさっと洗う。
鍋にA きび砂糖大さじ2、醤油大さじ1と1/2を入れて煮立て、 ぶくぶくと泡が立ってきたら里芋を入れる。 強火で鍋を揺すりながら、全体に味をからめるように煮詰めていく。
里芋がしっかり色付いたらだし汁を加え、煮立ったら落とし蓋をして弱めの中火で約15分煮る。(※煮る時間はお使いの里芋の大きさによって加減してください。)
里芋に菜箸が刺さるようになったらみりんを回し入れる。 鍋を揺すり、全体に照りを出したらできあがり。
121990
庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。