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昆布出汁がじんわりしみた里芋がたまらなくおいしい滋味雑炊。素朴でシンプルな味付けながら、食べてみるとそのおいしさに驚かされます。大地の実りのパワーを感じられる、そんな雑炊です。
◆里芋は、必ず一晩昆布出汁にひたしておくこと。その間に昆布の出汁が中までしみて、シンプルな味付けでも素晴らしくおいしい雑炊に仕上がります。
冷やご飯はあたため直し、一度流水で洗ってぬめりを取り、ざるに上げておく。
里芋は皮をむいて一口サイズに切る。 昆布は食べやすく細切りに。 それらをすべて鍋に入れ、分量の水にひたして一晩おく。
1) を火にかけ、煮立ったら醤油を加える。 フタをずらして噴きこぼれないよう気をつけながら、里芋に火が通るまで約10分弱火で煮る。
ご飯を加え、ひと煮立ちさせたらできあがり。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。