ローストしたジューシィな甘いパプリカと、コクのあるひよこ豆で作るフムス(ひよこ豆のディップ)。こっくりしたなめらかな舌ざわりに、食欲をそそるスパイスの香り。一度食べたらやみつきになる、後ひくおいしさです。
◆パプリカの色がムラなく出るよう、フードプロセッサーは少し長めにまわします。 ◆辛いのが苦手な場合は、カイエンペッパーをパプリカパウダーで代用してください。
こちらが「タヒニ」と呼ばれる、生のごまから作られたペースト。 日本でも輸入食料品店や通販などで買えますが、手に入りにくい場合は 白ごまペーストでも代用します。
赤パプリカはヘタを取り、表面にオリーブオイルをまぶして フライパンまたはグリル、オーブンなどで全面が黒くなるまで焼く。 (※フライパンの場合ははねるので、フタを使ってください。 いずれも、時々ひっくり返しながら、実がやわらかくなって押すとつぶれる くらいまで焼けばOK。)
1) が冷めたら皮をむき、種やヘタも取り除く。 それを汁ごと、A ひよこ豆 (水煮)200g、EXVオリーブオイル大さじ2、タヒニ または 白ごまペースト大さじ1、にんにく(すりおろし)1片分、塩少々、クミンパウダー少々、レモン汁少々と一緒にフードプロセッサーにかける。
仕上げに彩りをかねてカイエンペッパーを振り、パセリを飾る。 混ぜながら一緒にいただきます。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。