たっぷりの魚介と夏野菜が入った、口どけ涼やかな白だし仕立ての寒天寄せ。具だくさんで、見た目も味もまるで宝石箱のような、おいしく楽しい夏の一品です。
◆えびはプリプリに、ほたては熱湯にさっとくぐらせて半生に仕上げるのがおいしく作るコツ。シャクシャクした夏野菜との食感のコントラストも楽しめます。
えびは背ワタを取り、熱湯で茹でて殻をむいてぶつ切りにする。 ほたても熱湯にさっとくぐらせ、粗熱がとれたら一口サイズに切る。
オクラはガクをけずり取り、塩少々(分量外)で板ずりし、 熱湯で茹でてすぐに冷水に取って小口切りにする。 長いもは皮をむいてさいの目切りに。みょうがは薄切りにする。
小鍋にA 水250cc、粉寒天2g、白だし大さじ1.5~2、酒少々を煮立てて 寒天を溶かし、溶き卵を入れてかきたま状にしたら火を止める。
3) の粗熱が取れたら、しょうがのしぼり汁と 1)、2) の具材を混ぜ入れる。 それを適当なガラスカップに流し入れ、冷蔵庫で約30分冷やし固める。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。