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    • 公開日2016/02/27
    • 更新日2016/02/27

    コンビニで買える低糖質食材!鯖缶のねぎ味噌バター

    コンビニで売られている「さばの水煮缶」。約200円でちゃちゃっと作れてお酒のおつまみにもなる簡単レシピです。

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    コンビニで買える低糖質食材!鯖缶のねぎ味噌バター

     

    鯖の水煮缶は時短の味方

    魚料理というと調理が大変というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
    確かに生のお魚は手間がかかったり、手も生臭くなってしまいがちですが、缶詰から調理をすると時短にもなり栄養価もしっかりとることができます。

    私がいつも考えているのは「どうしたら工程を少なくできるかな」「どうしたら簡単に美味しい料理ができるかな」ということです。
    ですから「缶詰」という存在は時短料理をしたい方にとってはとても大きな味方となります。

    コンビニでも見かけるようになった「さばの水煮缶」ですが、実は1缶の糖質量は1g以下なのでとっても低糖質な食材なんです。
    コンビニで手軽に買えるものだけど、きちんと手作りができる「さばの水煮缶」。味付けをしていないので色んなアレンジがしやすい食材でもあります。
    にんにくとトマト、オリーブオイルでさばのイタリアン風に、キムチと温泉卵を合わせてお酒のおつまみにと幅広く使うことができます。

    今回は味噌とバターを使いましたが、今の寒い季節にはほっこり温まります。
    味噌に含まれる微生物は腸内の腐敗菌や有害物を体外に送り出してくれる働きがあります。
    そして、バターはビタミンA、E、Dなどの脂溶性ビタミンも多く、特にビタ ミンAは油脂類の中では最も豊富で、美肌作りに効果的に作用すると言われています。
    今回はさばの水煮缶を缶汁ごと入れることがポイントです。缶汁を使うことにより、DHAをまるごと摂ることができるのと魚の旨みも溶け出しているのでとっても美味しく食べることが出来ます。

    レシピはこちら
    https://oceans-nadia.com/user/27621/recipe/132622

     

    鯖缶の凄い効能

    缶詰の栄養素ですがさばの水煮缶の場合、生の状態でそのまま缶に入れて火熱殺菌処理と加熱調理を行うため、缶の中の栄養素を逃す事なく摂る事ができます。
    生の青魚を毎日食べるのは大変ですが、さばの水煮缶なら簡単です。

    そして、鯖缶はDHAが豊富な食材です。DHAとは、鯖(サバ)、イワシ、サンマなどの青魚に含まれている脂肪の成分です。

     

    鯖缶に含まれるDHAの5つの効能

    1、 血管の若さをキープ
    鯖(サバ)缶に含まれるDHAは、血管を作る大事な材料です。脂肪の成分ですが、固まりにくく、細胞に入り込んで血管壁をやわらかく保ちます。

    2、脳を活性化し、認知症を予防・改善
    世界中で行われてきた疫学調査により、魚をたくさん食べるひとたちに認知症が少ないことがわかっています。魚に含まれるDHAは、脳を作る主要な成分であり、神経細胞を柔軟に保って活発にする働きがあるからです。

    3、 記憶力と知能指数(IQ)をアップ
    DHAは、記憶力と知能指数(IQ)に影響を与えると言われています。記憶力については、DHAを食べさせたラットとサンフラワー油やオリーブ油を食べさせたラットに、迷路で正しくエサに辿りつけるか実験したところ、DHAを食べさせていたラットの方が正解率が高いことがわかっています。

    4、 血液をサラサラにする
    DHAは、血管だけなく、血液中の赤血球もしなやかに保つので、血液をサラサラにして流動性を高めます。柔軟な血管に流動性の高い血液が流れることで血行がよくなり、高血圧の改善にもつながります。

    5、アレルギーの改善をサポート
    DHAの投与により、皮膚のかゆみ、赤み、しっしなどの症状が緩和されたとう調査結果がります。このしくみは、DHAの抗炎症作用だと考えられています。DHAはプロスタグランジンという物質の原料になります。これは炎症を鎮静させる働きがあり、アレルギーが起ると症状を抑える働きもあります。

    (http://zisui-kenkou.com/sabakan-942.htmlより引用)

     

    寒い冬にぴったりなレシピ

    味噌&バターでさっぱりなさばの水煮缶もコクのある味になります。
    寒い冬に煮込んだ味噌バターが体を温めてくれます。シャキっとした長ネギをたっぷり加えて、ピリっとした七味でアクセントを付けます。
    お財布にも優しく、約200円で作ることができますよ。
    夕飯のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりなレシピですので是非お試しください。

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    このコラムを書いたArtist

    ローカーボ料理研究家藤本なおよ
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    ローカーボ料理研究家藤本なおよ

    ローカーボ料理研究家 栄養医学指導師 フードコーディネーター 幼少期から身体が弱く、様々な不定愁訴を「ローカーボ(糖質制限)」という食事で克服。「人間の身体と心は食べたもので出来ている」という事を一人でも多くの人に伝えたいと思い、2014年よりローカーボ料理教室を開催する。2018年5月には初開催の「ダイエットグルメフェス」で実行委員長を務め来場者約2万人を動員。 現在ローカーボ料理研究家として料理教室、企業・飲食店のレシピ開発、セミナー講師等で活動中。 2018年5月に書籍「世界一おいしいダイエット」を出版。

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