「筑前煮」というと、鶏肉や野菜を炒めてだしで煮込んで味をつけるお料理です。ですが・・・・だしも使わず、干し椎茸も戻さず、煮くずれもなく仕上げました。初めに野菜をゆでて、その後「きんぴら」みたいに炒めて仕上げます。できあがりは、どう見たって「筑前煮」なんですよ!
干し椎茸は戻さず、水煮たけのこも下ゆでせず、全部まとめてゆでます。その間に鶏肉の下ごしらえをしてくださいね。 おせちにもオススメです!
フライパンにA ごぼう1本、水煮たけのこ1パック、丸こんにゃく1袋、干し椎茸4枚とひたひたの水を入れる。強火にかけて沸騰したら中火に落とし15分ゆでる。 にんじんを加えて,さらに5分ゆでる。 ざるにあげる。
鶏もも肉は、フォークでぐさぐさと刺してから一口大に切る。B 塩糀小さじ1、酒小さじ1をまぶす。 1の空いたフライパンにオイル小さじ1と鶏肉を入れて弱火でじっくりと火を通す。出てくる脂をキッチンペーパーで拭きながら約10分焼き、いったんお皿に取り出す。
フライパンに,オイル大さじ2を足し、強火で1を全体に油が回るまで炒める。2の鶏肉も加えて,さらによく炒める。 火を止めてC 酒大さじ2、白だし大さじ2、はちみつ大さじ1、醤油大さじ1を加え、強火で水気が飛ぶまで炒める。 最後にD ごま油大さじ1、みりん大さじ1とゆでた絹さやを加えてあおるように炒める。
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橋本登志子
料理研究家 料理教室主宰 カナダオンタリオ州滞在時に多国籍文化の料理教室に通い、料理の楽しさに目覚める。 得意料理 ひとてま料理・オーブン・スキレット料理 ジャンル 「ひとてま」家庭料理 普通に手に入る食材に「ひとてま」かけて「ごちそう」を作りたいという想いから、金沢にて自宅での料理教室を展開。新聞社や企業の料理イベントでも講師として精力的に活動中。 美味しいごはんでみんなを幸せにすることをモットーに、企業のレシピ開発やメニュー開発の仕事をメインに活動している。