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    • 公開日2018/08/10
    • 更新日2018/08/10

    8/11は山の日!アウトドアシーズンに!一目置かれるおしゃれなダッチオーブンレシピ

    8月11日は山の日ですね! 普段、登山などのアウトドアに馴染みがない方でも夏はBBQやキャンプをする機会が増えるのではないでしょうか。今回はアウトドアでも特に人気のあるダッチオーブンの使い方と活用レシピをご紹介したいと思います。

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    8/11は山の日!アウトドアシーズンに!一目置かれるおしゃれなダッチオーブンレシピ

     

    ダッチオーブンってどんな鍋?

    キャンプ用品としてよく耳にする「ダッチオーブン」。アウトドアだけでなく、普通の鍋として煮物や焼き物料理に使えます。

    蓋をしてその上にも炭をのせて使うことで、オーブンと同様に上下から食材を加熱することができます。

    また重い蓋をして密閉状態で調理することにより、圧力鍋と同じ効果を発揮します。一つ持っていると煮物・焼き物・揚げ物・蒸し物から燻製料理・スイーツ作りまで万能に使える鍋なんです。

     

    ダッチオーブンの種類

    もっともメジャーなものは鋳鉄製(鉄を原料とする鋳物)ですが、他にもステンレス製、鉄板製、アルミ製のダッチオーブンもあります。

    今回は我が家で実際に使っている鋳鉄製とステンレス製のダッチオーブンの特徴や使い勝手についてご紹介します。

    鋳鉄製のものは、熱の伝わり方が穏やかで、ムラがなく鍋全体にゆっくり伝わります。さびやすいため、使用後のメンテナンスは必須となります。

    手間はかかりますが、使い込むほどにメンテナンスが楽になる、「ブラックポット」と呼ばれる黒さびが付着して味が出てくるなど育てる楽しさがあります。

    ステンレス製は、鋳鉄製のものに比べ、なによりお手入れが楽です。家庭用の鍋と同じように中性洗剤でごしごし洗うことができます。そして、さびにくく完成した料理を移し替える必要がないので、例えばキャンプで夕食に作った料理をそのまま保管し、朝食で温めなおして食べることができます。

    育て甲斐のある鋳鉄製と、使い勝手やメンテナンスのしやすさが特徴のステンレス製。それぞれのご家庭に合わせたチョイスしてみてくださいね。

     

    ダッチオーブン使用後のお手入れ方法

    ステンレス製のものは中性洗剤で洗うことができますが、鉄製のものは同じように扱ってしまうと、さび止めの油皮膜がはがれてしまうため、少し気を使わなくてはなりません。

    【お手入れの手順】

    1、鍋にこびりついた汚れをキッチンペーパー等使って拭き取ります。

    2、お湯を入れ、たわしなどで汚れを洗い落とします。

    3、火にかけて完全に乾かします。

    4、食用の油をキッチンペーパーやトング等を使って塗ります(蓋も同様の手順でお手入れしてください)。

    5、お手入れの後は湿気の少ないところで保管するようにしましょう。

     

    購入するときに参考にしたい!ダッチオーブンの形状

    まずはどういうシーンでダッチオーブンを使用したいのかということを考えます。

    家のキッチンがメインで、時々キャンプで使用したいということであれば、底がフラットなタイプを購入するのがおすすめ! 家のガスコンロやIHなどでも調理することができます。

    逆にアウトドアがメインで主に焚火で調理するのであれば、鍋底に足がついているタイプの方が焚火台に直接置くことができ、炭での火力調整がしやすいです。

    蓋に関してはフラットでふちがついているタイプの方が炭も置きやすいのでアウトドアの使用にお勧めです。

    焚火台で煮込み料理をするときはトライポッドという三脚を使用して上から吊り下げます。

    このように高さを調節することで、火加減をコントロールすることができます。

    また、ダッチオーブンは焚火台に直接置いてしまうと、炭で下火の火力調節ができないので、下の写真のようにスタンドで隙間を作り火力調整することができます。火加減は置く炭の数で調節します。

     

    メインもデザートも!ダッチオーブンで本格レシピ

    ダッチオーブンを使っておしゃれに美味しくアウトドア料理を楽しんでみませんか? 今回はご飯もの・メインからデザートまで4品ご紹介します。

     

    しっとりジューシー!ダッチオーブンで海南鶏飯

    ダッチオーブン効果でお肉はふっくら柔らか。パクチーやエスニックソースをお好みで足していただいてくださいね。大人から子どもまで喜んでいただける料理です。

    【主な材料】
    無洗米
    鶏もも肉
    パクチー
    ミニトマト

    ●詳しいレシピはこちら
    ダッチオーブンで海南鶏飯

     

    バックリブのオレンジ煮

    漬けて・焼いて・煮込むだけの失敗が少ないレシピです。くどくなりがちなBBQ料理をオレンジのW使いで仕上げることによって、食べ飽きずにぱくぱく食べられそうです。

    【主な材料】
    バックリブ
    オレンジ
    オレンジジュース
    赤ワイン
    しょう油

    ●詳しいレシピはこちら
    バックリブのオレンジ煮

     

    デザートもできる!ほうじ茶が香るさくさくスコーン

    ダッチオーブンの上火と下火を使えばオーブンの様にさっくりと美味しいスコーンができます。アウトドアで優雅なティータイムはいかが?

    【主な材料】
    薄力粉
    強力粉
    ベーキングパウダー
    ほうじ茶
    バター
    牛乳

    ●詳しいレシピはこちら
    ダッチオーブンで焼く、ほうじ茶が香るさくさくスコーン

     

    小さめサイズで作る!ダッチオーブンで作る焼きいも

    小さめサイズのダッチオーブンを使ったレシピ。ダッチオーブンは大きすぎて持て余してしまうという方におすすめ。BBQ料理の定番、焼きいもも失敗なく作ることができますよ。仕上げに、バターとシナモンシュガーをのせてどうぞ!

    【主な材料】
    さつま芋
    バター
    シナモンシュガー

    ●詳しいレシピはこちら
    ダッチオーブン(コロダッチ)で作る焼きいも

    ダッチオーブン料理は難しく考えすぎず、最初は家で調理して外で温めなおすだけでも十分楽しめます。
    青空の下、家族や仲間と食べるご飯は特別な料理でなくともごちそうになります。
    ぜひ、BBQやキャンプでダッチオーブン料理を始めてみませんか?



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    shiho
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    shiho

    • 管理栄養士

    管理栄養士。アウトドア料理研究家。 病院に勤務し、厨房業務や献立・栄養指導・特定保健指導などを経験したのち結婚を機に退職。 現在は1男1女の子育てをする傍ら、登山ガイド・管理栄養士の夫と共に食べて美味しく、カラダにうれしい山ごはんやアウトドア料理をイベント・雑誌・書籍にて発信しています!

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