りんごの皮ジャムで真っ赤に仕上げたタルトタタン。りんごを切ったら、じっくりと煮てオーブンで焼くだけなので意外と簡単。 しっかり焼き込んだアップルキャラメルの風味と、サクサク仕上げにこだわったパイ生地の組み合わせがたまりません。
酸味が強く実の固い紅玉で作るのがおすすめですが、ふじなど他の種類のりんごでもお作り頂けます。 その場合は、りんごの煮汁をしっかり煮詰めてから型に移し、オーブンでのりんごの焼き時間も30分程度長くしてしっかりキャラメル色になるまで焼くことをおすすめします。
りんごをよく洗って皮をむき、6等分にして種を取る。 型にオーブンシートをしく。
鍋にA りんご1000g、砂糖100g、無塩バター40gを入れ、弱火にかける。バターを鍋底に落として溶かすように混ぜる。40分〜1時間、ふたをせず弱火で煮る。
同時にフライパンもしくは小鍋にB りんごの皮300g、砂糖45g、水2カップを入れる。
②の皮がくたくたになり、煮汁が赤くなってきたら皮を取り除く。
③にレモン汁を加え、煮汁の泡が大きくなり、とろみがつくまで煮詰める。清潔な容器に移しておく。
①のりんごに火が通りしんなりとしたら、型に丁寧に並べていく。 りんごの煮汁も必ず注ぐ。
⑤を180℃に予熱したオーブンで約1時間、煮汁がしっかりキャラメル色になるまで焼く。 ※途中、りんごが膨らんできたら型に押し戻す。はじが焦げそうだったら丸く切ったアルミホイルをのせて焼く。 焼き上がったら冷蔵庫で一晩寝かせる。
冷凍パイシートを型よりもひと回り大きく切り、牛乳を塗る。
⑦を180℃に予熱したオーブンで20分、こんがりと焼く。膨らんだら熱いうちに潰して平らにし、冷ます。
⑥を湯煎に10秒程度かけ、⑧の上に逆さにして出す。 ④の皮ジャムを電子レンジ600wで30秒程度温め、素早く塗る。
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高橋 はるな
料理家
ワイン&フードコーディネーター レコール・デュ・ヴァン講師 4年制大学卒業後、大手航空会社に勤務し、ワインと食事のマリアージュや各地の食文化に触れ、食への関心を深める。 現在は食品メーカーやTV、カタログ等のレシピ開発、撮影に携わり、ワインスクール、レコール・デュ・ヴァン講師を務める。 子どもと食べるヘルシーで食材の味を感じられる家庭的な味付け、かつワインに合うおつまみレシピが得意。 最近のマイブームはぬか漬けと味噌作り。 夫と2人の子どもと4人暮らし。 現在募集中の講座はInstagramでチェックしてくださいね。 【料理に関する資格】 ・東京會舘クッキングスクール 特選コースディプロマ ・フードコーディネーター ・ワインエキスパート ・WSET level.3 ・ブロンズ認定講師 【受賞】 ・白百合醸造 ロリアンマリアージュコンテスト「 優秀賞」