レシピサイトNadia
    • 公開日2022/01/23
    • 更新日2022/01/23

    本当に美味しいトマトクリームパスタ|何度も作りたい定番レシピVol.248

    濃厚なクリームと酸味があるトマトの組み合わせが美味しいトマトクリームパスタ。おうちでも美味しいパスタを作るためには、パスタのゆで方にもポイントがあります。今回はツナを使ったトマトクリームパスタの作り方を詳しくご紹介。休日のランチにも作ってみてくださいね。Nadiaで人気の料理研究家が自信を持っておすすめする定番レシピシリーズです。

    このコラムをお気に入りに追加

    418

    気になるコラムを保存して、後で読み返そう!

    本当に美味しいトマトクリームパスタ|何度も作りたい定番レシピVol.248

     

    具材もいろいろ!トマトクリームパスタ

    パスタには、ミートソースパスタやカルボナーラなどさまざまな種類がありますが、トマトクリームパスタは酸味のあるトマトと乳製品のまろやかな風味が相性抜群の濃厚なパスタです。

    トマトの水煮を使用したものや生のトマトを使用したもの、生クリームや牛乳を使用したものなど、トマトクリームパスタとひと口に言ってもさまざまな作り方があります。牛乳を使用すると少しさっぱりとした味わいになりますし、生クリームを使用すればより濃厚な風味に仕上がりますよ。

    トマトクリームは、えびやサーモン、かになどの魚介類や鶏肉、ベーコンなどとも相性が良く、具材の組み合わせでさまざまなアレンジも楽しめます。

     

    基本のトマトクリームパスタの作り方

    今回は、うま味のあるツナとブロッコリーを具材に加えたトマトクリームパスタの作り方を詳しく紹介していきます。

     

    【材料(2人分)】

    スパゲッティ 160g
    ツナ缶 1缶(70g)
    ブロッコリー 1/2個
    玉ねぎ 1/2個
    にんにく 1片
    Aトマトの水煮缶 200g
    A水 80ml
    A顆粒コンソメ 小さじ1
    生クリーム(乳脂肪36%) 100ml
    オリーブオイル 小さじ2
    塩・こしょう 各少々
    パセリのみじん切り 少々

     

    【作り方】

    <下準備>
    鍋に湯を2L沸かし、塩大さじ1強(分量外)を加える。

    【ポイント】
    ・お湯が少ないとスパゲッティ同士がくっついてしまうので、たっぷりのお湯でゆでます。2人分なら2Lが目安です。
    ・塩の分量は、湯に対して1%が目安です。少し多く感じるかもしれませんが、塩を加えることで、スパゲッティに適度な塩味がつくのでソースと混ぜ合わせたときに味がなじみやすくなりますし、食感もよくなりますよ。

    1.ツナ缶は汁気をきる。ブロッコリーは小房に分けて、玉ねぎは薄切りにする。にんにくはみじん切りにする。

    【ポイント】
    ツナはオイル漬けでも水煮でもお好みのもので大丈夫です。レシピではオイル漬けを使用しています。

    2.フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で加熱する。香りが出てきたら、玉ねぎを加えてしんなりとするまで中火で炒める。

    ツナとAを加えて、沸騰したら中弱火で4〜5分煮る。

    生クリームを加えてさらに1〜2分煮て、塩・こしょうで味を調える。

    【ポイント】
    ・ホールトマトを使用する場合は、トマトをつぶして加えてください。
    ・生クリームは煮立てると分離することがあります。生クリームを加えた後は加熱しすぎないように気をつけてください。

    3.沸かした湯にスパゲッティを入れて表示時間より1分短くゆでる。ゆで上がり2分前になれば、ブロッコリーを加えて一緒にゆでる。ゆで上がれば、ザルにあげて軽く水けをきる。

    【ポイント】
    ・パスタがくっつかないように、ときどき混ぜながらゆでます。
    ・お湯が軽く沸騰するくらいを目安に火加減を調整してください。

    4.2を中火にかけ、3を加えて手早く混ぜ合わせる。塩・こしょうで味を調えて皿に盛り、パセリのみじん切りを散らす。

    【ポイント】
    ・スパゲッティは中心に少し芯が残ったアルデンテが美味しいといわれています。ゆで上がったスパゲッティをソースと混ぜ合わせるときにも火が通るので、袋に記載されているゆで時間よりも1分短めにゆでてください。
    ・スパゲッティはゆで上がったらすぐにソースにからめることもポイントです。ソースが先に完成するようにスパゲッティをゆでるタイミングは調整してくださいね。

    ●このレシピをお気に入り保存する
    ツナとブロッコリーのトマトクリームパスタ

    パスタは、1.6mmのスパゲッティを使用しました。ほかにも切り口が楕円形をした乾燥ロングパスタの「リングイネ」や、平打ちの「フェットチーネ」などもおすすめです。少し太めのパスタはソースがよくからむので、濃厚なソースと相性抜群です。

    具材はツナの代わりにえびや鶏肉、ベーコンなどもおすすめです。野菜はブロッコリー以外にもアスパラガスやいんげん、しめじ、マッシュルームなどを加えても美味しいですよ。ぜひ、お好みの具材でアレンジしてみてくださいね。


    今回は、濃厚なクリームとトマトの酸味が相性抜群なトマトクリームパスタの作り方をご紹介しました。パスタをゆでるお湯の塩加減やゆで時間にも気を付けるとさらに美味しく仕上がりますよ。ぜひ、お好みの具材でトマトクリームパスタを作ってみてくださいね。


    これまでにご紹介した【何度も作りたい定番レシピ】はこちら


    ●こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
    休日ランチやおしゃれディナーに♪トマト系パスタ15選
    トマト風味やレモン風味も!とろ〜り濃厚なクリーム系パスタのバリエーション15選

    キーワード

    このコラムをお気に入りに追加

    418

    気になるコラムを保存して、後で読み返そう!

    SNSでシェアしよう

    Nadia編集部おすすめコラム

    ╲ 人気連載コラム ╱

    何度も作りたい定番レシピシリーズ

    関連コラム

    このコラムを書いたArtist

    松井さゆり
    • Artist

    松井さゆり

    • 野菜ソムリエ
    • フードコーディネーター

    フードコーディネーター/料理家/ いつもの食卓に+Oneのアイデアを!料理の基本を大切に。添加物はなるべく使わない身体にやさしい食事がモットー。旬の野菜をたっぷり使用した毎日のごはんやおうちで簡単に作れるスイーツレシピをご紹介しています。 ◆レシピ開発 ◆コラム執筆 ◆フードスタイリング ◆料理教室 ♦経歴♦ 大阪出身 レコールバンタンフードコーディネーターコース卒業 *イタリアンレストランにてキッチンスタッフ・ホールスタッフとして勤務 *フードコーディネーター事務所に勤務・企業様のメニュー考案、撮影などに携わる *料理教室講師 ♦資格♦ *FCAJフードコーディネーター2級(食の商品開発) *だしソムリエ *発酵食エキスパート *jr野菜ソムリエ *JSAアイシングクッキー認定講師 *食品衛生責任者 ◆受賞歴◆ *2018年 Nadia【コラム賞】受賞 *2019年 レシピブログ「フーディストアワード2019」ホットケーキミックス部門【レシピ賞】受賞 *2020年 E・レシピ【秋のキノコレシピコンテスト】優秀賞受賞

    にゃでぃあのおすすめ!
    「料理家」という働き方 Artist History