以下のような毒を持つ食材、食べ過ぎに注意が必要な食材の取り扱いに注意しましょう。
- ふぐ(肝臓、卵巣、皮に猛毒を含む。調理にはふぐ調理師免許が必要)
- ぎんなん(食べ過ぎると中毒の危険。特に5歳以下の摂取は危険)
- じゃがいも(ソラニンやチャコニンが多く含まれている芽や緑色の皮はきちんと取り除く。摂取で中毒の危険)
- 白いんげん豆(生食で嘔吐・下痢など)
- モロヘイヤ(一般的にスーパーなどで流通しているものは問題ないが、家庭菜園の際は収穫時期に要注意)
- ナツメグ(料理に推奨されている使用量は問題ないが、大量に摂取すると中毒の危険(成人基準でナツメグ1~3個または5~15g以上))
- パセリ(大量に摂取すると内臓に負担がかかり、吐き気を引き起こす可能性があるほか、子宮の収縮作用があるため注意(成人基準で200g以上))
- きゅうり・ズッキーニ・かぼちゃ・メロン(味見して強い苦みがあれば食べない。ククルビタシンという成分が多く含まれ、摂取で腹痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こす危険。特にきゅうりはへたにククルビタシンが含まれているため、きちんと取り除く。)
以下を基に作成
厚生労働省:自然毒のリスクプロファイル:魚類:フグ毒
https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/animal_01.html厚生労働省:平成19年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告について
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/12/h1225-4e.html厚生労働省:自然毒のリスクプロファイル:高等植物:ジャガイモ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082078.html農林水産省:ジャガイモによる食中毒を予防するために
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/potato.html厚生労働省:白インゲン豆の摂取による健康被害事例について
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0522-4.html農林水産省:家庭菜園でモロヘイヤを栽培していますが、モロヘイヤの種に毒があると知りました。詳しい内容を教えてください。
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/2004/01.html厚生労働科学研究成果データベース:高齢化社会への対応や生活習慣病の予防を指向した食品素材の安全性・有効性データベース作成
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2004/044041/200401139A/200401139A0008.pdf農林水産省:苦味が強いズッキーニが稀にあるが、食べても大丈夫ですか。
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1106/01.html農林水産省:メロンを食べたら苦味を感じたが、どうしてですか。
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1607/01.html