今、海を越えて「Amazing!」と絶賛されている日本のおにぎり。でも、私たちはその本当の美味しさを引き出す「基本の握り方」を、意外と誰からも教わらずに大人になってしまった気がしませんか? 専門店でいただくような、口の中でふわりとほどける極上の手握り。そして、海苔のフォルムが美しく決まる端正な着物巻きの2種類をご紹介します。 ほんの少しのコツを知るだけで、いつものお米が世界に誇れるごちそうに変わる。今一度、私たちのソウルフードを美味しく学び直してみませんか。
下準備
【ふんわりおにぎり(1個分)】
両手が浸せる程度のボウルに適量の水を用意する。
ご飯は冷めていれば軽く温める。
ボウルに両手をサッと水にくぐらせて濡らし、パンパンと手を叩いて余分な水分をしっかりと落とします。

塩ひとつまみを指で取り、両手のひら全体に薄くすり込みます。 ※ご飯は必ず温かいものを使用します。おにぎりの外側だけに塩気をつけ、内側は具材の塩加減に任せることで、味にメリハリが出て格段に美味しくなります。

お茶碗に温かいご飯120gをふんわりとよそい、中央にくぼみを作って具材を沈み込むように入れます。そのままご飯を崩さないように優しく両手に移します。

片手を「くの字」に曲げて三角形の屋根を作り、もう片方の手は平らにして底を支えます。中に空気を含ませるイメージで、力を込めずに優しく3回ほど向きを変えながら握って形を整えます。

全型海苔を半分に切ったもの(1/2枚サイズ)を用意します。食べる直前に海苔の真ん中におにぎりを置き、下からふんわりと包み込むように巻きます。

【着物巻きおにぎり(3個分)】 温かいご飯300gに塩(小さじ1/3)を加え、しゃもじで切るように軽く混ぜ合わせます。

お茶碗に大きめのラップを敷き、6のご飯を100g入れます。 ※100gの感覚を掴み、目分量で分かるようになるまでは、きちんとスケールで計量するのが綺麗な着物巻きを作る最大の秘訣です

ご飯の中央にくぼみを作って具材を入れ、周りのご飯を被せるようにしてしっかりと具材を埋めます。

ラップごと持ち上げて包み、三角形に整えます。「ふんわりおにぎり」の時よりも少しだけ力を込めて、形をしっかりキープするように握ります。これを3個分繰り返します。

ラップを外し、全型の1/3サイズに切った海苔の真ん中におにぎりを置きます。海苔を下から斜め上に巻き上げるようにして、着物を着せるようにご飯を包み込みます。

仕上げに、それぞれのお好みの具材(梅干し、昆布、鮭ハラス)を少量ずつおにぎりの頂点にトッピングします。

・着物巻きの海苔を美しく巻くためには、ご飯の量をきっちり「100g」に揃えることが重要です。全型の1/2サイズの海苔を使えば、120gと少し大きめの「ふんわりおにぎり」でもしっかりと綺麗に巻くことができます。 ・ふんわりおにぎりは、手を濡らした後の「水切り」をしっかり行うことで、ご飯がべちゃっとなるのを防ぎます。 ・鮭は一般的な塩鮭よりも、脂がのって冷めてもパサつかない「鮭ハラス」がおにぎりの具材に最適です。 ・どちらの作り方も、ご飯は必ず温かい状態のものを使用してください。冷めるとご飯粒同士がくっつかず、上手くまとまりません。
レシピID:535748
更新日:2026/10/28
投稿日:2026/10/28