岩手県にある果樹園で十数種類の西洋梨を収穫させていただき、何種類かコンポートにしました。 洋梨は収穫後、予冷と追熟を要するためすぐに食べれないことから、食べ頃の見極めが難しい果物でもあります。 完熟前の洋梨は、香りはやや弱めですが食感が硬めなのでコンポートにおすすめです。スパイスやバニラビーンズなどを加え味に深みを出すとよりおいしくなります。和ハーブのクロモジと煮てもフルーティーな味わいになりおすすめです。
洋梨の品種や食べ頃によって糖度が異なるので、砂糖の量は加減しながらお好みに調整してみてください。 赤ワインは渋みが少ないものがコンポートにおすすめ。 完熟した洋梨は、煮くずれしやすいため硬めの洋梨を選ぶと良いです。 煮汁もアイス・ホットどちらでも飲み物として楽しめます。
洋梨は優しく洗っておく。
洋梨の軸を残して皮をむく。底の部分はくり抜く。 洋梨が転ばないよう、底を少し切り落とし洋梨が立つようにすると出来上がりの見栄えが良い。
シナモンスティックは半分に折り、鍋にグループA 赤ワイン500ml、水150ml、砂糖90g、レモン汁大さじ2、シナモンステック1本、クローブ5~8粒を入れ、火にかける。
2が沸騰したら洋梨を入れ、弱火で20~25分煮る。キッチンペーパーで落し蓋をすると良い。
洋梨に竹串がスーッと入ったら、火を止める。粗熱が取れたら、容器またはジッパー付き袋に移し替え、冷蔵庫で一日冷やす。
器に盛り、ミントを飾る。
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たえ飯
岩手県出身。ローカルフードコーディネーター。 都内で地元岩手の地産地消のイベントやお料理教室、1日カフェを開催。 現在は岩手へ戻り、自らが土と向き合い無農薬でハーブ栽培、野菜づくりを学びながら、お料理教室や地産地消で食卓を美味しく楽しくする食農業コミュニティをしております。