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    食中毒に関する注意点

    お弁当作りでの食中毒を防ぐためのポイント

     

    お弁当箱

    • 清潔なものを使いましょう!
    • 洗うときは、蓋のパッキンは外しましょう。外した蓋の細かい部分は、泡スプレータイプの洗剤やブラシ等を利用して、すみずみまで洗いましょう。
    • 洗った後は、十分乾かしましょう。どうしても洗った直後に詰める必要があるときは、清潔なふきんで水分をしっかりと拭き取りましょう。

     

    調理器具

    • 洗剤できれいに洗い、きちんと乾燥させたものを使いましょう。
    • 盛り付けるための、清潔な菜箸や使い捨て手袋を用意しましょう。
    • お弁当のおにぎりをにぎるときは、ラップや使い捨て手袋を使うのがおすすめです。

     

    盛り付けるカップ

    • シリコン製のカップは、お弁当と同様にきれいに洗いましょう。特に梅雨時期や夏場は、使い捨てカップを利用するのがおすすめです。

     

    しっかり加熱しましょう!

    • おかずは、しっかり中心部まで加熱することが大事です。
    • 卵焼きやゆで卵などの卵料理は、半熟ではなく、できるだけ完全に固まるまでしっかり加熱するようにしましょう。
    • 火を通さなくても食べられるハムやかまぼこなども、できるだけ加熱料理をするようにしましょう。

     

    水分は大敵

    • 水分が多いと細菌が増えやすくなりますので、おかずの汁気はよく切りましょう。
    • 食品からの水漏れを防いだり、ほかの食品に細菌が移るのを防ぐために、仕切りや盛り付けカップを活用しましょう。
    • 生野菜や果物はよく洗い、水気を切ってから詰めましょう。別の容器に入れるとより安全です。
    • ミニトマトのへたの周りのように、細かいくぼみがある部分には、水で洗っても細菌が残ってしまうことがあります。洗う前にへたを取り、水分をペーパータオルなどで拭き取ってから詰めましょう。
    • 揚げ物や焼き物など、お弁当には水分がもともと少ないものを利用するとより安全です。
    • ソースやケチャップなどの調味料は水分が多く含まれているため、最初からおかずにかけていくのではなく、別の容器に入れて持ち運び、食べる直前にかけるのがおすすめです。
    • 混ぜご飯やチャーハンは通常の白米よりも水分が多くなるため、痛みやすくなりがちです。入れる場合は、冷蔵庫やなるべく涼しいところに保管して、早めに食べるようにしましょう。

     

    冷やしてから詰めましょう

    • ご飯やおかずが温かいうちに盛り付けてしまうと、蒸気がこもって水分となり、傷みの原因となってしまいます。
    • お弁当の蓋は、お弁当を完全に冷ましてから閉めるようにしましょう。おかずをそれぞれ冷ましてから詰めた方が、早く冷めます。
    • 十分に冷ますことができなかった場合や、暑い時期は、保冷剤を活用しましょう。最近は保冷剤がセットになったお弁当箱もありますので、活用しましょう。

     

    作り置きのおかず

    • 当日調理が基本ですが、前日に調理するときや昨晩の残り物を詰めるときは、お弁当箱に詰める直前に必ず十分に再加熱し、よく冷ましてから詰めるようにしましょう。

     

    保存も大事です

    • 温かいところに置いておくと、細菌が増えてしまいます。冷蔵庫やなるべく涼しいところに保管して、早めに食べるようにしましょう。
    • 長時間持ち歩くときは、保冷剤や保冷バッグを利用しましょう。
    • 蓋の部分に保冷剤を入れるスペースがついたお弁当箱も、とても便利で効果が期待できます。

     

    食べる前に

    • 食べる前には、手をきれいにしましょう。
    • もし、お弁当の味やにおいがおかしかったら、食べるのはやめましょう。

    出典

    農林水産省:お弁当づくりによる食中毒を予防するために

    https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/lunchbox.html

     

    以下もご確認ください。

    レシピサイトNadia 料理の基礎

    作り置きをお弁当に入れるときの注意点は?

    https://oceans-nadia.com/cooking_basics/319