冬になると、みかんが沢山あってどうしよう!なんて方も多いのでは?甘酸っぱいみかんジャムは、温かい紅茶に入れても◎ 今回は使いきり量で作りましたが、煮沸消毒したビンに保存することもできます。
◇◆野菜ソムリエみいさんのワンポイントアドバイス◆◇ ジャム作りでゼリー状に固まるのは、果物に含まれるペクチンの働きによるものです。 みかんの果汁にはペクチンがあまり含まれていないので、袋ごと煮るのがおススメ。袋が口に残るのが気になる場合は、フードプロセッサーにかけると良いと思います。 今回はてんさい糖を使ったので茶色い仕上がりです。キレイな色に仕上げたい場合は、白いお砂糖を使用して下さい。
みかんの皮をむき、横に半分に切ってから房にわける。 ※みいさんは半分に切らずに作りましたが、煮詰める際実をつぶす時に汁が飛ぶ危険が高いので、最初に袋ごと半分に切ることをおススメします。
ホーロー鍋などに入れててんさい糖(または普通のお砂糖)をふりかけてしばらくおき、砂糖が溶けたら中火にかけ、ヘラなどでみかんの実をつぶしながら絶えずかきまぜて煮詰める。 ※つぶす時にとびはねる汁でやけどをしないように、優しくつぶして下さい。
とろみがついてかき混ぜていると底が見えるようになったらレモン汁を加えてさらに3〜4分ほど煮詰めてお好みのかたさにし、火をとめる。 ※冷めるとかたくなるので、ゆるめに仕上げて下さい。 冷めた時の状態が知りたい場合は冷蔵庫で冷やしたお皿の上に少しのせるとわかります。
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シニア野菜ソムリエ立原瑞穂
12歳の娘と10歳の息子の2児の母。 シニア野菜ソムリエ(野菜ソムリエ最高峰資格)、栄養士、ジュニア食育マイスター、アスリートフードマイスター、ヨガインストラクター他多くの資格を保有。 “ママ野菜ソムリエ”として活動しながら 10年にわたる司会業の経験もいかして、現在はテレビや雑誌、食育イベント等に多数出演。 著書「野菜ソムリエが作ったシリコンスチーマーヘルシーレシピ」