おせち料理の一品です。形になりやすく簡単なたらこを昆布で巻きました。
たらこの細い部分があると抜けてしまいやすいので、多少昆布からはみ出すくらいに置いて巻き、煮た後に端を切り落としてください。
早煮昆布は水400mlに30分間つけて戻す。(戻した水はとっておく) 18cm程度の長さに切る。(幅は15cmを想定しています)
かんぴょうは塩でもんで、水洗いし、10分間水につけて戻してから25cm程度の長さに切る。 幅が広ければ半分に切る。
昆布の手前にたらこを2腹置き、手前から巻いて、かんぴょうで3箇所しばる。 (昆布1枚につき、3個の昆布巻きができます)
鍋に昆布を戻した水と料理酒を入れて昆布巻きを入れて火にかけ、沸いたらあくをとり、みりん、きび砂糖を加えて5分程度煮る。
醤油を加えたら弱火にし、ふたをして30~40分煮て、そのまま冷まして煮含ませる。
端を切り落とし、3等分に切る。
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星野奈々子
フードコーディネーター。慶應義塾大学卒業。 日本IBMにてITエンジニアとして働きながら本格的に料理の勉強を始め、退社後にル・コルドン・ブルー代官山校 フランス料理ディプロマを取得。祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、独立。フレンチから和食、エスニックと幅広いジャンルを得意とし、企業や雑誌のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活躍。近著は『スープ・ポタージュ・チャウダーの本』『スープジャーでほめられべんとう』(エイ出版社刊)。