明日は大晦日なので【基本の美味しいそばつゆ】の作り方と、それを応用した【牡蠣蕎麦】をご紹介します。 基本のそばつゆの味さえ決まれば、どんな具材を乗せても美味しくなりますが、特にこの、衣をつけて揚げ焼きした牡蠣は絶品すぎる!衣をつけることで、牡蠣の旨味を閉じ込めるだけじゃなく、美味しいそばつゆをじゅわじゅわ吸ってみずみずしい。今回は彩りとして青ねぎを散らしていますが、湯がいた春菊も抜群に合います。 食べ始めは澄んだ蕎麦つゆなんだけど、食べ進めていくうちに牡蠣の旨味や油が溶けだして、どんどんコクが出てきます。うまい。うますぎる。日本人で良かった…。
・今回はお出汁800㏄+醤油とみりんで約150㏄=950㏄のそばつゆが出来上がります。大きなどんぶりなら2杯分。普通のどんぶりなら3杯分です。人数に合わせて倍量にして下さい。 ・そばつゆは、食べる際に沸騰直前まで温めて使用します。(個人的に、グラグラ煮てしまうと香りが飛ぶように感じます…)
<蕎麦つゆ作り> 水に出汁パックを30分ほど浸しておくか、2~3分湯がいてだしを取る。(多少濃くなってもOK)
小鍋にA 醤油80㏄、みりん80㏄を入れて弱火にかけ、軽く沸騰させてアルコールを飛ばす。そこに出汁を合わせて完成。 食べる前に沸騰直前まで温めて使用する。
ボウルに牡蠣を出したら、片栗粉と水少量(分量外)を加えて優しくもみ洗いする。汚れがなくなるまで水ですすぎ、キッチンペーパーで水分をふき取る。
牡蠣に塩を振り、全体にうっすら薄力粉をまぶす。 また、このあたりで鍋にたっぷりのお湯を沸かし、そばを茹で始める。(自分は8分茹での物を使っているので)
フライパンの底から5~7mmくらいまで油を注いだら、温めて牡蠣を投入!全体がきつね色になるまで揚げ焼きにする。
器に、温めたそばつゆ→湯がいたそば→揚げ焼きにした牡蠣をのせ、お好みで青ねぎや柚子の皮を添える。
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ぼく
手間抜き×めちゃうまレシピを 「作って描く!」 料理研究家兼イラストレーター 地元の菓子業界で4年半の修業の後、上京して何故かアニメ会社に就職。 映画やアニメの背景を描くアニメーターとして勤務。 2013年8月からSNS上に1日1枚投稿していたレシピイラストが話題となり、出版の話を頂いて、本格的に料理の世界へ。 著書となる「ぼくのおやつ」は、第一回料理レシピ本大賞 in Japan」のお菓子部門にて準大賞をいただきました