「鶉の卵のお菓子」という直訳ですが、鶉の卵は入れません。 日本のほっこり甘いサツマイモを使った方が美味しいと思う、このオヤツ。日本のフツウの食材で作れるレシピにしました。
さつまいも君じゃなくっても、かぼちゃさんで作ってもキレイで美味しいです。このレシピからお砂糖抜いてサツマイモの代わりにジャガイモで作ると、でんぷん感が増した オツマミ・モチモチポテトになります。ウズラタマゴ、アレンジ無限大。
サツマイモはラップをしてレンジで3分半~4分程度加熱するか、 (加熱時間は電子レンジさんと要相談) 蒸すかゆでるかして、やわらかくします。
A 片栗粉30g、薄力粉10g、砂糖10g、塩ひとつまみ、ベーキングパウダー小さじ1/2をボウルに計量していって、手でぐるぐる混ぜ合わせます。
さつまいも君が加熱できたら、アチチと皮をはがしつつ、正味100g分をボウルに加えます。大体皮付きで150g程を加熱すると、皮むいて約100g分のおいもマッシュが出来ます。
粉類とサツマイモ君がもろもろに混ざり合ったら、牛乳を大さじ1ずつ加えて、しっとり耳たぶ程度の固さにまとめます。
「鶉の卵」程の大きさに、ころころ丸めます。その際生地にヒビなど入らないように。揚げた時に皺が目立ちます。潤いが大事なので、まとまりづらかったらまた牛乳を足してあげてください。
全体が美味しそうなきつね色になったら油を切って、揚げ立てをポイポイ口に運んでください。 絶妙な大きさと素朴な甘みとカリっともちっとした食感で、つい食べ過ぎる事請け合いです。・・・食べ過ぎると後でもたれるのよね、年取ると。(涙)
100723
サクライチエリ
タイで8年間、料理教室コーディネーター、料理教室主宰、お料理コラム執筆等のお仕事をしてきました。 日本帰国後は、自宅キッチンで「心と体が軽くなる」超本場級タイ料理教室を主宰し、ハーブの癒しと人の和を広める活動や、子供向けおやつ教室などの活動を行っています。 日本各地の美味しいい食材を使ったアジア料理のレシピ開発なども得意。 Nadiaでは、タイ料理の基本である「フライパン1つでぱぱっと作れる」ラクチン料理や、普段の食卓に気軽に取り入れられる「ちょこっとエスニック」、アレルギー対応可の、ゆるゆるアジアンスイーツ等のレシピを発信していきます。