お子様はプレーンで、かーさんはエスニックで、とか、入れるスパイス、ハーブを替えれば色々楽しめてしまうスープです。
最初に炒める玉ねぎとセロリのじっくり炒めは、多めに作って分量分ずつ冷凍しておくと、次に作る時には10分あれば美味しいスープが出来ます。「魔法」のケチャップは、元々スパイスとかブレンドされているんで、魔法に頼りましょう。でも入れすぎ注意ね。
玉ねぎとセロリは出来るだけ小さめにみじん切りにする。ここで頑張れば後の加熱時間が少なく済む。
お鍋に小さじ2程度?くらいのオリーブオイルかお好みのオイルを敷いて、玉ねぎとセロリを弱火で透き通るまでゆるゆる炒める。ここでせっかちになると焦げるので注意な。
野菜が甘く炒まったら100パーセントトマトジュースを投入。そのジュースの缶、又はパックにお水を1杯分注いでしゃかしゃか振って中身を洗ってお鍋に入れる。エコです、はい。
お塩を入れたら中火程度で5~10分煮込んで味を見て、「なんかタリナイ」と首を傾げたら、「魔法」のトマトケチャップを加えてみる。
ここに、こしょう振ってパセリなんぞを散らしたら、まず、プレーンバージョンが出来上がり。
卵をおとしてみると。ポルトガル風?昔ポルトガル人にこういうスープを教わったよ。
プレーンバージョンにホールかパウダーのクミンシードを足すと、意外と子供に人気。これにパクチー散らして、更にジンジャーパウダーとターメリックパウダーをふりかけると、今度はモロッカンに変身。
お豆の水煮を加えると、また食べ応えも栄養価も高いスープになります。色々アレンジして楽しんでみてくださいな。
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サクライチエリ
タイで8年間、料理教室コーディネーター、料理教室主宰、お料理コラム執筆等のお仕事をしてきました。 日本帰国後は、自宅キッチンで「心と体が軽くなる」超本場級タイ料理教室を主宰し、ハーブの癒しと人の和を広める活動や、子供向けおやつ教室などの活動を行っています。 日本各地の美味しいい食材を使ったアジア料理のレシピ開発なども得意。 Nadiaでは、タイ料理の基本である「フライパン1つでぱぱっと作れる」ラクチン料理や、普段の食卓に気軽に取り入れられる「ちょこっとエスニック」、アレルギー対応可の、ゆるゆるアジアンスイーツ等のレシピを発信していきます。