ベースは桜餅の作り方です。桜餅を作ろうとしたのにまさかの桜の葉っぱの品切れ!という時、お友達が「生地にイチゴ果汁を混ぜるとかわいくてキレイ」と言ったのを思い出し、葉っぱなしで作った。天然色素とイチゴの香りで、桜の葉っぱなしでも美味しいです。
生地の焼き方が一番の難関か?焼きが甘いとひっくり返すときにべたべたするし、焼きすぎるとパリパリになる。表面が乾いてきて、かすかに縁がハラリとしてきた頃あいをみてひっくり返します。アタシはアチチと手ではがしちゃう。
まず餡子は、涙形?丸みを帯びた円錐形? に、いい加減に成型します。形はいびつでも大丈夫。
白玉粉、薄力粉、お砂糖とイチゴをボウルに入れて、指先でイチゴと白玉粉のツブツブを潰すように混ぜます。子供の指先の鍛錬にもいいです。・・・ボウルが大きかろうと小さかろうと結構粉、飛び散りますけど。(怒)
テフロン加工のフライパン(画像は卵焼き器)を熱し、生地をムーミンのニョロニョロみたいに細長く薄く延ばして弱火で焼く。表面のが乾いたらひっくり返して少しだけ焼いて取り出す。焼きすぎるとパリパリになるから注意しろよ。
生地を全部で16枚焼いて、1つの餡子につき2枚ずつ巻いていきます。ニョロニョロがデブに焼けてしまったら縦2つに切ってしまってください。
1枚目生地の細いほうかクルリと巻き、2枚目は太い面に餡子を座らせてあげてから巻いていくと、きれいにお花の形に巻けます。3枚巻くと、食べたときに口の中がモサモサするので、2枚で決着をつけてください。
頂く時には手でもってガブリと食べたほうが食べやすいです。緑茶、ほうじ茶、玄米茶、美味しい日本茶と一緒にどうぞ。
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サクライチエリ
タイで8年間、料理教室コーディネーター、料理教室主宰、お料理コラム執筆等のお仕事をしてきました。 日本帰国後は、自宅キッチンで「心と体が軽くなる」超本場級タイ料理教室を主宰し、ハーブの癒しと人の和を広める活動や、子供向けおやつ教室などの活動を行っています。 日本各地の美味しいい食材を使ったアジア料理のレシピ開発なども得意。 Nadiaでは、タイ料理の基本である「フライパン1つでぱぱっと作れる」ラクチン料理や、普段の食卓に気軽に取り入れられる「ちょこっとエスニック」、アレルギー対応可の、ゆるゆるアジアンスイーツ等のレシピを発信していきます。