台湾屋台料理でおなじみの魯肉飯、屋台ごとに秘伝の味があります。我が家では厚揚げ、筍、干シイタケなども加え具だくさんで味わい深く仕上げています。日本人の口に合うかけご飯です。多めに作って保存しておいてもよいでしょう。
本場では油蔥酥(フライドオニオン)を使いますが、長ネギとにんにくをあげて代用しています。また黒蜜を使うとコクが出ます。1日置くとなお味が染みて美味しいです。
・干しシイタケは水で戻し、戻し汁はとっておく ・ゆで卵を人数分作り、皮をむいておく
豚バラブロック肉を鍋で2分くらい沸騰させてあくを出す。 これにより臭みをとり味が染みやすくなる。
豚バラブロック肉、厚揚げは一口大に切る。干しシイタケ、しょうが、にんにく、長ネギ(青い所も)はそれぞれみじん切りにする。筍水煮は5mm角くらいに切る。
鍋に油を多めに敷いて、にんにく、しょうが、長ネギを香ばしくなるまで炒め、油を残して別にとりわけておく。
同じ鍋で豚肉をこんがり焼き色がつく程度に強火で揚げ炒めする。肉を残して余分な油は取り除く(野菜炒めなど他の調理で使ってもよい)。
水、醤油、酒、黒蜜(または砂糖)を加え、取り分けておいたネギ等を鍋に戻し沸騰したら弱火で15分煮込む。
皮をむいたゆで卵、筍、シイタケ、厚揚げを加えさらに20分煮込む。
好みの味加減に調整し(五香粉も好みで振り入れる)、卵は半分に割って5分ほど煮込んでもよい。
ご飯にタレも含めてかけ、卵を盛りつけ、万能ネギなどでいろどりを添える。
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ムビリンゴ
ワールドキッチンムビリンゴ主催。http://www.mviringo.com ホストファミリーをするうちに世界の料理に興味を持つ。 子育て終了後かねてから夢であった食の仕事に従事。銀座のレストランのランチシェフ他、1日フードバーや1日カフェ、料理教室などを不定期で開催している。