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全粒粉を生地に配合し、さっくりとした食感が特徴的なパンです。スタバの石窯フィローネをイメージしてレシピを考えました!こねずにボウルの中で生地を作れるので、テレビを見ながら作ったりと何かをしながら作れるのも魅力的なレシピ!
今回はハムとチーズを挟みましたが、具材はお好みのものを挟んで楽しんでください。 冷凍保存も可能なので時間のある時に作り置きしておくと便利です!
材料を計量する。
A 強力粉255g、全粒粉85gをボウルに入れ、ゴムベラで混ぜ合わせる。
B 水230gを加えて、ゴムベラである程度均一にまとまるまで混ぜ合わせる。混ざったらラップをかけて30分ほど室温(25度程度)で休ませる。
生地を休ませている間に、ボウルに水をはかり、インスタントドライイースト、砂糖を加えてスプーンで混ぜる。混ざったら室温に置いておく(予備発酵)。
なんとなくまとめたら、ボウルにラップをかけて再び室温(25度程度)で30分ほど休ませる。 ※ゴムベラはボウルに入れておいてOK。
生地を丸めてとじ目を下にしてボウルに戻し、ラップをかけて再び室温(25度程度)で30分ほど休ませる。 ※ゴムベラはボウルに入れておいてOK
折りたたむ作業が終わった生地は、ラップをかけて35度で30分ほど発酵させる。
くっつきやすい生地なので表面に強力粉(分量外)を軽くふり、手で押して余分なガスを抜く。
休ませて生地のハリが取れたら成形を開始する。まずはとじ目を上に向けて厚みが1cmくらいになるまで手で長方形になるように押して広げる。
左右の生地を折りたたみ、三つ折りにする。とじ目の部分はしっかりと閉じておく。
生地を台の上で転がして20cmほどの長さに整える。
とじ目の部分を下にして、クッキングシートを敷いた天板に並べ、35度で30分発酵させる。
オーブンの予熱が終わりそうなタイミングで、クープ(切り込み)をナイフやカミソリを使って、1本縦方向に入れる。
焼き上がったら粗熱を取って切り込みを入れ、好きな具材(チーズやハム)を挟んで完成♪
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完全感覚ベイカー
お家パン研究家
【profile】 1991年12月31日神奈川県生まれ。おうちパン研究家です。 幼少期から料理やパン作りが好きで、大学では発酵食品学を専攻。 飲食店で実務経験を積んだのち、料理教室講師を経て、2018年より誰でも失敗なく作れるパンとケーキをテーマにYouTube「完全感覚ベイカー:独学でパンに挑む人へ」をスタートしました。理論的でわかりやすい解説に定評があり、チャンネル登録者は19万人を超えました。(2023年8月現在) 東京都上板橋でパンとお菓子の教室「ベイカーラボ」も運営しております。 【著書】 『はじめてでもコツがわかるから失敗しない パン作りが楽しくなる本』(KADOKAWA) 中種法・ポーリッシュ法・オーバーナイト法・湯種法が使いこなせる! 『製法を使いこなして、何度でも焼きたくなる おうちパンがもっと美味しくなる本』(KADOKAWA) 『こねない本格パンレシピ! おうちでお店みたいなパンが かんたんに作れる本 総菜パン、甘いパンからハードパンまで88レシピ』(KADOKAWA) 3冊とも重版達成! パンのレシピ本ランキングにも発売以降ずっと入り続ける人気のレシピ本です♪ありがとうございます!! 【レシピへの思い】 私は独学でパン作りをスタートしました。パン屋さんで働いていた経験もなければ、知識もゼロの状態。たくさん失敗して、あまり美味しくないパンをたくさん焼いてきました。だからこそパン作りがうまくいかない人の気持ちが手に取るようにわかります。 そして色々な経験を経て、パン作りには原理・原則があるということに気づきました。それを知ってからは格段に美味しいパンが焼けるようになりました。 たくさんの失敗から学んだ理論的でわかりやすいレシピたちがぜひ皆様のお役に立てば幸いです。 パンが上手に作れたり、自分が作ったパンで誰かに喜んでもらえたりすると幸せな気持ちになります。パン作りは人生をより豊かにしてくれる最高の趣味だと思っているので、ぜひたくさんの方にパン作りに挑戦してもらいたいです!