POTATO AIRLINESは、世界のポテト料理を紹介する情報サイトです。
ポテトは世界で愛されている食材で、海外には主食としている国もあります。
肉じゃがやコロッケは日本を代表するポテト料理ですが、
アメリカには「コンフォートフード(ほっとする食べ物)」といわれるマッシュポテトがあり、
イタリアはニョッキ、イギリスはシェパーズパイ、フランスはアリゴなど・・・
メイン、サイドディッシュ問わず、ポテトを使った料理は世界中にたくさんあります。
POTATO AIRLINESでは、このような世界中のポテト料理を、
文化的背景や食シーンなどを交えて紹介していきます。
さらに、食のトレンドや、ポテトの栄養を紹介するビデオ、
ポテトの生産者の情報などを紹介する、まさに丸ごとポテトの情報サイトです。
スペイン
ガリシア風
たこじゃが
リアス式海岸で魚貝が美味しい、スペイン北部ガリシア地方の郷土料理。地元ではタコだけで作られることも多く、「Pulpo a feira(祭りだこ)」というユニークな料理名で愛されてます。
地元を出ると「タコのガリシア風」「ガリシア風タコ」と呼び名も変わり、ゆでたポテトと一緒に調理されます。ポテトはメークイーンを使用するのが断然オススメ。もっちりしっとりした独特の食感が、ほのかな辛味と芳醇な旨みと相性抜群です。
ドイツ
ライベクーヘン
アプフェルムース添え
〜ポテトのガレット りんごのピュレを添えて〜
「ライベクーヘン」は、真冬のクリスマス市や四季折々のお祭りの屋台など、ドイツのイベントごとには欠かせない定番の一皿。一般には「カルトッフェルプッファー」と言ったりもしますが、ドイツ西部のライン地域では特に「ライベクーヘン」と呼ばれて親しまれています。
その名の通り、ポテトを粗めに「ライベン(すりおろして)」揚げてあるから、外はザクザク、中はもっちり。塩気がしっかり効いていて、ついついいくつも食べてしまいます。
ドイツではポテトのことを別名「大地のりんご」とも言い、りんごと合わせて食べることも。ライベクーヘンも甘酸っぱく香りのよいりんごのピュレと合わせて食べることが多いのですが、驚くほどよく合うので、ぜひお試しください。
そんなライベクーヘンは、できたて熱々をいただくのが一番。ドイツでは、老いも若きもそれをつまみながら、家族や恋人、友達と楽しい時間を過ごすのです。
中国
豚肉入り
にんにくの芽と
じゃがいもの炒めもの
中国には、「炒土豆絲(チャオトゥードウスー)」というポテトの千切り炒め料理をはじめ、さまざまなポテトの炒め料理があります。
今回は千切りにしたポテトに、にんにくの芽や豚肉を加えた1品を作りました。にんにくの芽のおよそ99%は中国産。にんにくと比べると、においもきつくないため、一度に沢山の量を食べることできます。
また、中華料理特有の「高温で一気に調理する」方法で作るため、肉の旨みを感じながら、千切りのポテトの歯ざわりやにんにくの芽のシャキシャキとした食感も楽しめます。さらに、料理の味に深みを出すため、今回は中国の代表的な醸造酒の紹興酒も加えています。
中華料理は熱々の鍋で一気に完成させることがポイント。先に下ごしらえを済ませれば、完成まではほんの数分です。時間をかけずに作ることができるため、忙しい日の夕食にもオススメですよ。
イスラエル
ラトカス
〜ポテトパンケーキ〜
この料理は「ラトカス」と呼ばれるイスラエルのポテトパンケーキです。カリカリの食感と、すりおろした玉ねぎのうまみが楽しめるスナック的な一品で、イスラエルではサワークリームを添え、お肉と一緒に食べるのが一般的です。
イスラエルは比較的新しい国で、世界中からやってきた移民の影響を大きく受けた食文化を持っています。中でも東ヨーロッパから移ってきたアシュケナージ・ユダヤ人は全人口の50%にあたります。
このラスカスも、アシュケナージ・ユダヤ人の伝統料理です。もともとは、ユダヤ暦のキレウス月25日に行われるハヌカー祭(宮清めの祭り)のために作られるもの。神殿の清めの儀式で用いる1日分の聖油が8日間燃え続けたという奇跡にちなみ、たくさんの油を使った料理を作る、という習慣にもとづいています。
フランス
アッシュ・
パルマンテイエ
ポテトはフランスでは主食のようなもの。いろいろなポテト料理がありますが、今回は、どの家庭でも作るママの味「アッシェ・パルマンテイエ」をご紹介します。肉の切れ端を叩き、香味野菜やきのこなどと炒めたものと、マッシュしたポテトを重ねてオーブンで焼いたメニューです。今回は、トマト風味にしてより食べやすく仕上げました。
料理名の「アッシェ」とは、細かく刻むという意味で、今回もフランスでは身近な牛肉や香味野菜を細かくして調理しています。
「パルマンテイエ」は、フランスの農学者の名前。食用のポテトを広めた人の名前だそうです。
この名前からもわかるように、誰もが簡単に作りやすく、そして子供から大人まで食べやすい味わいの「アッシェ・パルマンテイエ」。フランスの国民的人気メニューです。
ブラジル
鶏肉を包んだコロッケ、
コシーニャ
「コシーニャ」は、見た目は普通のコロッケのようですが、ポテトをお餅のように練った生地に、鶏肉の具を包んで作ります。形は洋ナシのようにするのがお決まり。かわいらしい形ですが、これは鶏もも肉の形だそう。
ブラジルについて興味を持ったのは、中学生の頃、友人が親の転勤でブラジルに引っ越したのがきっかけ。普段の食事は豆料理が多いこと、揚げパイが美味しいことなどを聞いて、日本との食文化の違いにワクワクと想像を膨らませていました。
一番驚いたのはごはんに豆の煮込みをかけて食べること! 当時は煮豆と言えば甘いものしか知らなかったので、信じられませんでした。
そして大学生の頃に2回目の出会いが。ブラジルからの帰国子女の友人ができ、このとき、料理について詳しく教えてもらいました。
輸入食材店に勤めてからは、さらにブラジル食材の知識がつき、自分でも作るようになりました。じつは、日本の食卓に欠かせない食材の多くが南米出身なんですよ。それもあって、地球の反対側ではありますが、身近に感じている国のひとつです。
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