紅茶とオレンジの爽やかな風味を寒天に閉じ込めました。 紅茶の色も美しく、上品な味わいです。 お皿にのせるときにオレンジの面を上にするとまた印象がグッと変わります。 流し箱以外の他の容器でも作れます。(150mlカップ×4個など) 茶葉は今回アールグレイを使用しましたが、お好みのもので楽しんでみてください。 伊那食品工業『かんてんクック顆粒』を使用しています。
オレンジは小さくちぎると食べやすいです。ちぎると果汁がたくさん出ますが、それも余さず加えてください。 流し箱に流し入れたオレンジ寒天が完全に固まる前に、紅茶寒天液を流し入れると、しっかり2層の寒天がくっついて仕上がります。 勢いよく注ぐとオレンジ寒天液と混ざってしまうので、静かに注ぐのがポイントです。
オレンジは包丁で皮をむき実を取り出して小さくちぎる。 A 紅茶のティーパック3パック、お湯1カップを合わせ濃いめに紅茶を出す。
耐熱ボールにかんてんクック顆粒ときび糖または砂糖を入れる。 お湯を注ぎ1分ほどかき混ぜる。
〈1〉のオレンジを電子レンジ600W で30秒加熱して〈2〉を大さじ4加えて混ぜ、流し箱に流し入れる。 残りは〈1〉の紅茶と合わせ、固まらないように湯せんしておく。
オレンジ寒天の表面が固まり始めたら、〈3〉の紅茶の寒天液を静かに流し入れる。 しばらく置いて粗熱をとり、冷蔵庫に入れて冷やし固める。
流し箱から取り出し、好みの大きさに切り分ける。
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坂本京子
フードコーディネーター/フードスタイリスト
できるだけ調味料や工程はシンプルに、でもしっかり美味しいレシピをご紹介します。 簡単で美味しい、何度も作りたい、そんな『おうちの定番メニュー』になるレシピを日々研究しています。 百貨店や飲食店のフードスタイリングをはじめ、食品メーカーなど企業向けレシピ提案・スタイリング等を主に手掛ける。広告、書籍、雑誌を中心に活動しています。 プライベートでは一児の母。 時間はないけれど健康的で美味しいものを食べたい、できるだけ無駄を省いて少しでも家族との時間や自分時間を持ちたい気持ちなど今身に染みて実感しています。 同じように毎日忙しく頑張っている方々の少しでもお役に立てたらとても嬉しいです。