痺れる辛味と香りがたまらない実山椒。 手間と時間をかける手仕事は大変ですが、美味しさもひとしおです。
実山椒によって茹で時間、さらし時間がだいぶ変わってきます。 失敗しないためには茹で加減や味見を何度もすると良いです。(舌痺れ 注意!!)
○実山椒を下処理します 沸騰した湯に塩を入れ、実山椒を茹でます。 大きさにもよりますが、目安は指でつぶれるくらいまで5分~程度です。
ざるで湯切りして、辛味が程よく抜けるまで水を何度か変えながらさらします。 (2時間くらい。まだ痺れるようなら、さらにさらします。)
水切りし、山椒の枝を除きます。小枝は残っても大丈夫です。
小鍋にAの調味料と下処理した実山椒を入れ弱火で汁気がなくなるまで煮ます。 仕上げにみりんを加えて、全体がなじんだら火を止めます。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。