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    【日々薬膳】もっちり杏仁豆腐

    • 投稿日2021/10/23

    • 更新日2021/10/23

    • 調理時間20(冷やし固める時間を除く)

    空気が乾燥する秋、杏仁豆腐の『杏仁(甜杏仁)』は、肺や大腸を潤す食材として、咳や便秘・肌荒れによいと言われています。 サイリウムパウダーは、食物繊維が豊富なオオバコの種皮を粉末にしたもので、腸内環境を整える食材としてもよく使われています(オオバコの種子は『車前子』と呼ばれる生薬です)。保水力に優れ、水分を含むともちもちとした食感となります。

    材料4人分

    • 杏仁霜
      大さじ3
    • てんさい糖(粉末)
      30g
    • サイリウムパウダー
      9g
    • 成分無調整豆乳(または牛乳)
      300ml
    • A
      ココナッツミルク
      120ml
    • A
      てんさい糖(粉末)
      大さじ1
    • A
      60ml
    • 乾燥枸杞の実
      適量

    作り方

    ポイント

    ▪︎今回は、手に入りやすい『杏仁霜』(ユウキ食品さんのもの)を使用しています。本格的な杏仁粉が手に入る場合は、てんさい糖の量をお好みで増やしてみてください。 ▪︎てんさい糖は、『ビートグラニュー糖』を使っています。てんさい糖の中でも色が白く細かな粉末なので、溶けやすく、白く仕上げたい時に便利です。ご家庭にある他の砂糖で代用できます。 ▪︎杏仁豆腐の材料の粉類はよく混ぜ、加熱中も混ぜ続けることが、なめらかに仕上げるポイントです。 ▪︎缶入りココナッツミルクが使いきれなかったときは、ジップ付きの袋などに移し替えて冷凍保存できます。解凍は自然解凍後、加熱してください。

    • 1

      杏仁霜、てんさい糖(粉末)、サイリウムパウダーを鍋に入れ、泡立て器でよく混ぜる。成分無調整豆乳(または牛乳)を少しずつ加えてダマにならないようにかき混ぜる。

      工程写真
    • 2

      工程1を中火にかけ、泡立て器で混ぜながら温める。 とろみがついてきたら、さらに混ぜ続け、写真のような粘りが出てきたら火を止める。(約2分程度)

      工程写真
    • 3

      工程2を手早く型に移す。型はなるべく底が平らだとキレイに仕上がる。 常温に冷ましてから冷蔵庫に入れ、数時間から一晩冷やす。

      工程写真
    • 4

      【ココナッツミルクソース】を作る。 A ココナッツミルク120ml、てんさい糖(粉末)大さじ1、水60mlを合わせて鍋に入れ、中弱火でかき混ぜながら沸騰するまで加熱する(分離を防ぐ)。火からおろし冷ましておく。 乾燥枸杞の実はさっと洗い、ひたるぐらいの少量の水で戻しておく。

    • 5

      水で濡らしたまな板などの上に、できあがった杏仁豆腐を逆さにひっくりかえして出す。好みの大きさに切り、器に盛り付け、ココナッツミルクソースをかけ、枸杞の実を飾る。

      工程写真
    レシピID

    423386

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    薬膳養生家 石田由紀子
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    薬膳養生家 石田由紀子

    薬膳養生教室『Kitchen Whyteleaf』主宰 |国際中医薬膳師 | 気養生スペシャリスト | たび重なる体調不良を改善したいと学び始めた薬膳や気功は、今では私の日々の暮らしの一部となっています。 中でも、私達のカラダを作り、支えてくれるのが毎日の食事です。四季のある日本では、旬のものを食べることで、その時期になりやすい不調も予防してくれます。 カラダも喜ぶ、美味しい旬の食材を使った簡単なレシピを中心に紹介しています。 季節に出回る食材を美味しく楽しく料理していただくことが、日々の薬膳養生につながっていきます。 【資格】 国際中医薬膳師 薬膳セラピスト 医学気功師 気養生スペシャリスト ハーバルセラピスト 食空間コーディネーター 豆腐マイスター 食品衛生責任者   【受賞歴】 テーブルウェアフェスティバル2011 特別審査員部門 入賞

    「料理家」という働き方 Artist History