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    調味料

    桜の塩漬け

    • 投稿日2022/03/20

    • 更新日2022/03/20

    • 調理時間360(漬け時間合わせて作業開始から3~4日程度)

    春らしさが感じられる桜の塩漬け。身近に桜の木があったら手仕事してみるのはいかがでしょうか? ソメイヨシノより遅く開花する八重桜の摘み取りの時期はエリアにもよりますが4月中旬頃。 塩漬けして梅酢に漬けるだけなのでとっても簡単に作れます。 桜は独特な風味が好きな方も多いですよね! おこわにお菓子に漬物にも、手作りの桜の塩漬けで春のお料理を楽しんでくださいね。

    材料作りやすい分量

    • 150g(八重桜。品種は関山、普賢象など)
    • 粗塩
      30g
    • 白梅酢
      大さじ4
    • 粗塩(保存用)
      適量

    作り方

    ポイント

    ソメイヨシノでも作れますが、花弁の多く色の鮮やかな八重桜の方がおすすめです。無農薬のもので5~6分咲きのものを 摘み取りましょう。花びらが開きすぎていると漬ける際にばらばらになってしまうので気を付けましょう。

    • さくらを摘み取ります。食べるものなので農薬を使っていない安心なものを用意します。 出来れば5~6分咲きのものを摘み取りますが、少し開いている桜でも湯に浮かべた時ボリュームが出るのでこれはこれで素敵です。 〇開きすぎているものは作業中に花びらが取れてきてしまうので避けましょう。 〇スーパーの袋の大サイズに詰めると、約1/3量で桜250g程度。

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    • 1

      桜は傷むのが早いので摘み取ったらすぐに水を溜めたたらいに入れそのまま1時間ほど放置します。 小さな虫が付いていることが多いので水に浸けることで自然と出てきてくれます。

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    • 2

      水を流しながら桜をやさしく洗って、手でざるにすくい上げる作業を2、3回繰り返して汚れを除きます。

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    • 3

      ざるに上げたら広げて3時間ほど水気を切ります。

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    • 4

      まだ水気が残っているようなら清潔なタオルで少量ずつふんわり巾着状に包み軽く振って水気を除きます。

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    • 5

      桜の軸の固い所を取ります。

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    • 6

      大きすぎる花がいくつか繋がっている場合は切り離します。

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    • 7

      桜が入る容量の保存容器かボウルを用意し、アルコール消毒します。

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    • 8

      桜の20%の粗塩を用意し、少しつまんで容器の底に広げたらその上に桜を入れ、重ねて塩を、その上に桜と順に入れていきます。

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    • 9

      少量粗塩を残しておき、桜を全部詰め終わったら上からふりかけてラップをかけます。

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    • 10

      保存容器に合う大きさの平皿などで落し蓋をしたら、同じくらいの重さの重石をします。(今回はジャム瓶を使用しました)

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    • 11

      【下漬け】気温が高いようなら冷蔵庫で2日程漬けます。 1日経ったら重石は取ります。時々保存容器を傾けて溶けてきた粗塩を全体に行き渡らせるようにます。

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      漬け終わったら、使い捨て手袋などをしてやさしく水気を絞ります。

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    • 13

      梅酢を用意します。 自家製梅干を漬けている方は梅酢があると思いますが、ない方は市販でも売っています。 色を濃い目に付けたい方は、赤梅酢でも良いです。 どちらも手に入りにくい場合は米酢でも大丈夫です。

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      アルコール消毒した保存容器に水気を絞った桜を入れ、白梅酢を回しかけなじませたらラップをして平皿などで落し蓋をし冷蔵庫で3日程おきます。 ※塩漬けの時点で桜の色がくすんでしまいますが、梅酢など酸性の液体に漬けることで鮮やかになります。

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      桜が色鮮やかになったら、両手で軽くプレスして水気を切ります。

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    • 16

      桜をほぐして重ならないようにざるに並べます。

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    • 17

      花びらが開きすぎているものは形を整えます。

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    • 18

      半日程度、半日陰で干します。 乾燥させすぎると色があせてしまうので、ややしっとり感が残る程度にします。

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      清潔な保存瓶に入れ、粗塩(保存用)を加え混ぜます。

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    レシピID

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    がまざわ たかこ
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    がまざわ たかこ

    料理家・郷土料理研究家・調理師

    料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。

    「料理家」という働き方 Artist History