スペインの家庭に古くから伝わる焼菓子。焼いてるとチーズの香りがするところから「ケサーダ(チーズになった)」と名付けられたそうです。オリジナルは牛のカード(乳脂肪の固まり)を使いますが、今回はドリップヨーグルトで代用しました。
ホットプレートで焼くケーキは、プレートに接している部分から焦げやすい為、低い温度で焼くと綺麗に焼きあがります。型に流してオーブンで焼く場合は、180℃で20~30分焼いてください。 トッピングはオレンジ・キウイ・イチゴ・リンゴなどお好みで。今回は白桃のシロップ漬けを使いました。
ヨーグルトはコーヒーフィルターやガーゼなどで3~4時間、200gまで水切りします。 時間がない時は、パルテノなど既にドリップされてるタイプのヨーグルトや、マスカルポーネなどで代用してください。
ヨーグルトに牛乳を少しずつ加え、なめらかに混ぜます。
卵・きび糖をよく混ぜ、溶かしたバター、レモンの皮、1の順に加えます。 薄力粉は3回に分けて加え、都度粉っぽさがなくなるように混ぜます。
ホットプレートの平プレートに流し、表面を平らにならします。 LOW(150℃ほど)で15分、ふっくらして表面が乾いてきたら焼きあがり。 お好みのトッピングを楽しんで完成~♪
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加瀬 まなみ
スペイン料理研究家
埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2023年 優勝 審査員最高得点賞 受賞 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか