寒い時期に食べたい、りんごのほっこり焼き菓子。 シナモン味のカリカリクランブルが、アクセントです。
中に入れるりんごは、砂糖でマリネするだけで焼くと火が入ります。 混ぜてオーブンまかせでOK。焼きたてはふわふわで、時間が経つとしっとりバター風味。 私は粗熱が取れた半日後辺りが、一番好きです。
*バターと卵は常温に戻す。 *薄力粉とベーキングパウダーはあわせてふるう。 *型に敷紙を貼る。
[クランブルを作る] ボウルにクランブルの材料A グラニュー糖20g、無塩バター20g、塩ひとつまみ、シナモンパウダー小さじ1/4、薄力粉 40gをすべて入れて混ぜあわせ、そぼろ状になるまで、すりつぶすようにあわせる。
りんごの1/4は皮付きのまま、薄切りにする。残りの3/4は皮をむいて2cm角に切り、砂糖とラム酒をふっておいておく。
ボウルに無塩バターを泡立器で練って、やわらかくなったらグラニュー糖を3回に分けて加え、すり混ぜる。
ここに溶いた卵を3~4回に分けて加え、混ぜる。
さらにふるった粉類を加え、ゴムベラで混ぜる。
ここに3)のりんごを水気ごと混ぜて、型に流し平らにする。 2)のクランブルを表面にふりかける。薄切りにしたりんごを刺すようにのせる。
180℃に予熱したオーブンで60分焼く。
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伊藤くみ
JSAソムリエ・フードコーディネーター、ELLE gourmet公認料理家。管理栄養士の母に育てられ「食」に興味を持つ。フランス旅行をきっかけに料理に傾倒し、レストラン勤務を経て、1998年より、フランス家庭料理教室IMAGINER(イマジネ)を主宰。24年間にのべ11000人以上に対面レッスンを実施。また、企業のレシピ開発、商品紹介、調理撮影、レストランのメニュー提案なども行う。「豊かな食卓はココロのゆとりと元気の素」をモットーに、スーパーで買える材料だけで、生活を潤すワンランクアップの食卓をご提案します。著書「ビストロおつまみ」「家でつくるフレンチ」