旬を迎えるほたるいかの下ごしらえをご紹介します。 手間がかかるので飲食店でもこの下ごしらえを省いているお店もあるくらいですが、手間をかけた分、食べたときの上品な口当たりは格別です。 くちばしや軟骨の位置はわかりづらいので、動画での解説を参考にしてください。
細かい作業なので、お魚用の骨抜きがあるととても便利です。 一度にたくさんの量を下ごしらえするときは、時間がかかるのでテーブルについて座りながらゆっくり作業してくださいね。
魚用の骨抜きを使用して、ほたるいかの目玉を取り除く。すでに取れていることも多いので、固いボール状のものが残っていなければ問題ない。
足の付け根にあるくちばしを取り除く。奥の方に隠れているので、骨抜きの先で押し出すようにして挟み、引き抜く。
軟骨を引き抜く。エンペラーがついている方の胴の皮一枚下を縦に軟骨が通っているので、胴の端から抜き取る。
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早坂玲奈
大切な記念日や、ご友人を招いてのお食事会など、料理を少し頑張ってみたいときに「何を作ったらいいかな・・・?」と迷ったら、ぜひ私のレシピルームをのぞいてみてください。『大切な人を喜ばせたい』という気持ちを応援するためのおもてなし料理をご紹介しています。 出張料理人・飲食コンサルタント・料理教室講師・フードスタイリストとしての経験を積みながら、プロ向けからご家庭向けまで、様々なレシピ開発に携わってきました。美味しさで周りを喜ばせることは、作り手自身の幸せにも繋がることだと日々感じながらこの仕事を続けています。 「簡単」「時短」も素晴らしいけれど、ときには時間をかけて料理を頑張ってみたい日もあると思います。料理にかける手間は、正しく作れば必ず報われます。丁寧に作り方をお伝えすることで、みなさんが大切な日を笑顔で過ごすためのささやかなお手伝いができれば嬉しいです。