ガッツリ&しっかり食べたい時にもってこいのポークソテー。 ボリューミーで満足感も高いわりに、とても簡単に出来上がります。 今回は下味にも、最後の仕上げにも塩麹を使って、豚肉の旨みを引き出しながら、柔らかくしっとりと焼き上げます。 シンプルだけど旨みたっぷりの味付けは、ごはんもお酒も進むこと間違いなし。お代わりをご用意してお召し上がりください♡
・塩麹に漬けることで、豚肉が柔らかく仕上がりますが、無い場合は塩小さじ2/3+酒大さじ1で下味をつけてください。仕上げの塩麹は塩小さじ1/2〜お好みで調整されてください。 ・にんにくは火を通しすぎると苦味が出てしまうので、ほんのりきつね色程度で取り出してください。 ・重石をして焼くことでそり返りが防げる上に、火の通りが均一になり焼き加減も揃います。重めの鍋の蓋や、フライパンよりひとまわり小さい鍋に水を乗せて焼いてください。
豚ロース厚切り肉は包丁の峰で叩き、脂身側から切り込みを入れて筋切りをする。両面に塩麹を塗り、30分〜1時間漬ける。
にんにくは皮を剥いて芽を取り、薄切りにする。A 酒・みりん各大さじ1、塩麹小さじ2、バター10gを合わせておく。
フライパンを中火にかけてサラダ油をひき、にんにくを炒める。焦がさないよう気をつけて、ほんのりきつね色になったらバットに取り出す。
豚ロース肉は塩麹を軽く拭って薄力粉を薄くまぶし、②のフライパンに並べる。クッキングペーパーを被せて重石をして、弱めの中火で焼く。
片面にこんがり焼き色がついたら裏返し、中までしっかり火を通す。
余分な脂をペーパーで拭き取りA 酒・みりん各大さじ1、塩麹小さじ2、バター10gを加える。 豚肉に絡めて仕上げる。
皿に盛り付けたら、にんにくチップをのせる。お好みで粗挽き黒胡椒をふる。
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ここえみ
栄養士・発酵食品ソムリエ
夫と大学生の娘の3人家族。 栄養士・発酵食品ソムリエ。 栄養士として、産科や小児科で栄養指導業務に就く傍ら、“作ることも食べることも楽しんで”をモットーに、ごはん作りを楽しんでいます。 キッチンに立つ私の様子を見て、とても楽しそうだから…と娘が勧めてくれた、おうちごはん投稿。 SNSで食や料理を通じて、大勢の方と繋がることができ、大きな喜びと嬉しさを感じています。 “食事をする”ということは、生きていく上で欠かすことのできない行為ではありますが、それだけではないと思っています。むしろ、他に大切なことが詰まっているんじゃないかと。 栄養バランスはもちろん大事ですが、食事をする時間が、義務感からくるただのお腹を満たすだけの時間ではなく、そこに誰かと美味しさを共有できる楽しさや、1人の時間であっても、ホッとできる安心感を得られたりする時間であってほしい。 そんなことを思いながら、日々仕事に就き、そしてお料理をしています。 見て楽しい、食べて美味しい、そしてほっと安らげるようなおうちごはんメニュー。 私が愛してやまない、麹を始めとする発酵食品を使ったメニューも、たくさんお届けできたらと思っています。 よろしくお願いします。