リボリータとは再び煮込む、という意味で、イタリア・トスカーナ地方の、残った野菜や固くなってしまったパンを煮込んだスープ料理です。 白いんげん豆が入っているのが特徴ですが、業務スーパーの豆の水煮は量もたっぷりで、美味しいリボリータを作ることができますよ。 おでんのように何度も温め直しながら、たっぷりお召し上がりください。
・野菜は玉ねぎ、にんじん、にんにくは欠かさず、他にじゃがいも、キャベツ、大根など、煮込みに合いそうなものならなんでも。カットトマトは、生のトマトやプチトマトでもお使いいただけます。(皮を湯むきすると良いです) ・本場イタリアではカーボネロという黒キャベツを入れるそうですが、ここでは代わりにケールを使っています。 ・野菜を炒める工程で、玉ねぎが色づくぐらいまでしっかり炒めることが、コクを出すポイントです。
煮込み鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、にんじん、セロリ、ケールの茎を炒める。 塩小さじ1を加えて約10分炒め、最後に火を強めて野菜が茶色くなってくるぐらいまでしっかり炒める。 にんにく、鷹の爪を加えて香りがたつまでさらに1分炒める。
カットトマト・テトラパック(紙パック)、白ワイン、トマトペーストを加え、沸騰したら5分程時々混ぜながら煮て水分をとばす。
白いんげん豆水煮はサッと水洗いしてザルにあげ、水気をきる。 半量をボウルに入れ、フォークの背などでつぶしてペースト状にする。
スープストック、白いんげん豆水煮(ペーストにしたものと固形分の両方)、ケールの葉の部分を加え、さらに10分程煮る。 バゲット又は食パンは食べやすい大きさに切り、この時一緒に煮込むか、パンを先に皿に盛ってスープを上からかけても良い。 塩小さじ1、こしょうで調味してスープを器に盛り、パルメジャーノチーズをふっていただく。
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Yukiyo
スポーツを頑張る子供たちへの食でのサポートで、栄養バランスを考えた献立を長年作ってきました。 今では栄養バランスは外さず、家族の笑顔が増えるような華やかで心躍る食卓を心掛けています。 そのために日々の献立だけでなく、まだ見たこともない国内外の食材や調味料を探求し、世界の美味しい料理をおうちでも簡単にできるレシピを考案しています。 お料理好きな皆様には旅行気分で楽しみながら、料理にまだ慣れていない方にも上手にお作りいただけるよう、丁寧でわかりやすいレシピを目指して書いています。 レシピを通して、料理を作る楽しさ、そして美味しさを共有させていただければ、光栄です。 大阪市在住