ピュアギーを手作りします。ギーは、古代から、医療目的に使用されるバターを加熱して不純物を取り除いた、完全燃焼する純粋な油脂です。市販の無塩バターで簡単につくれるレシピをご紹介します。使い方は通常の油同様に、炒め物や揚げ物、またお菓子づくりやパンのトーストに使えます。(揚げ物につかったあとは、漉して、再度炒め物などに使うことができます。)
写真のギーは生クリーム(純脂肪35%)から手作りしたバターでつくりました。 焦げないように注意してください。 油こし紙の代わりにルーズティー用ティーサックやフィルターペーパーを利用でも上手に漉すことができます。 常温で保存可。 漉しとった不純物はフレーバー調味料として、ブラウンソースやカレーなどに混ぜて使うこともできます。
無塩バターを小鍋に入れ弱火にかけ沸かし、10〜15分くらい煮る。
上に泡がたって、底部に沈殿するものがやや茶色く色ついてきたら、火をとめる。
油こし紙を通してザルで漉して保存瓶など容器にいれる。完全に冷めてから蓋をする。
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M E G
プラントベースシェフ、フードコンサルタント。 オランダ在住。 1973年 北海道生まれ 1993年 地球環境保護の目的で、プラントベースの食事をはじめ、ヨガに出会い、サトヴィックの食事法(アーユルヴェーダ)を取り入れ25年、味覚バランスを追求しています。飲食店経営の経験から現場目線でメニューレシピを考案し飲食プロフェッショナルの方々へ貢献させていただいています。食べるものは、まず農産物など作り手、原産地、種がわかるのが理想でよりローカルで採れた、季節のものを循環させたサステイナブルな飲食ビジネスを模索中。ケータリング、またマーケティングのデザインも行っています。