塩豚を使うので、フライパンひとつで煮込み時間15分間でも、長時間煮込んだような味に! 塩豚の旨味を吸い込んだ豆とトマトソースが絶品で、子供もパクパク! 一品で栄養バランスも満点です。
塩豚は初めにあまりいじらずじっくりと焼き色をつけ、脂を引き出す。その脂で野菜を炒めることで、野菜が甘くなり、ソースの旨みにもなります。 ミックスビーンズは好みの豆に変更可。 塩豚の塩分により、仕上げの塩こしょうの量を調節してください
5mmくらいに薄くスライスした塩豚をフライパンに並べ(油はひかない)、中火でこんがりとし脂がでてくるまで焼く。 その間に玉ねぎはに切り、繊維を断ち切る方向に、人参は2〜3mmのいちょう切りに切る。
脂があまりに多ければペーパーで少し拭き取り(脂を使って野菜を炒めるので、全部拭き取らないように!)、にんにく、玉ねぎ、人参を加えて炒める。
【塩豚の作り方】 豚肉の重さの3〜4%の塩(500gなら15〜20g)を豚肉全体にすりこむ。 ペーパータオルを巻いてからラップで包み、冷蔵庫で保存。 1~2日おきにペーパーを変える。3日目〜が食べごろ。
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河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。