サクサクと軽くて甘すぎないビスキュイアラキュイエール。細長く絞り出して焼くことが多いので英語ではフィンガービスケットと呼ばれます。ここでは丸く絞りだしてクリームを挟んだプレゼントスタイルに。小さな焼き菓子のことを「プチフール」と言いますが、小さなブーケと共にラッピングして「プチ・フルール(小さな花々)」と名付けました。母の日にもオススメです(*^-^*)
焼く前の粉砂糖は表面をコーティングしてサクサクとした食感に仕上げるため。一回目が生地になじんだらもう一度しっかり振りかけてくださいね。 「キュイエール」はフランス語でスプーンのこと。クリームやデコレーションなしのスプーンですくって天板に落として焼くだけの素朴で不揃いなスタイルもかわいいです。
薄力粉はふるっておく。 卵は卵白と卵黄をわける。 チョコレートは刻んでおく。
<ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール>を作る 卵白を溶きほぐし、グラニュー糖30gを加えて泡立てしっかりしたメレンゲを作る。
卵黄を溶きほぐし、グラニュー糖30gを加えて白っぽくもったりするまでハンドミキサーで混ぜる。
2に1を合わせ、薄力粉を加えてさっくりと混ぜ合わせる。
絞り出汁袋に入れて天板に直径3cm位に絞り出し、粉砂糖の半量を茶こしでふるいながら振りかけ、もう一度残りの半量を全体に振りかけて、180℃に予熱したオーブンで10分焼く。
<仕上げ> 生クリームを湯煎にして温め、刻んだチョコレートを加えてなめらかになるまで溶かす。
焼き上がったビスキュイでクリームをはさみ、アーモンドダイスやプラリネ、アラザン、花の砂糖菓子でデコレーションする。
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…gris
フランス語のレシピ翻訳、メニュー 開発、料理撮影、テーブルコーディネート等を手掛ける。 フランスに留学後、リヨン郊外のリゾート開発に携わり約2年滞在。 自宅キッチンスタジオから、インテリア、お花、BGM、お酒とのマリアージュを楽しむ「少しの工夫でいつものごはんも極上のひと皿に」をコンセプトに素材を生かしたシンプルレシピを提案しています。