どこか懐かしい、レトロ可愛いスワンのシュークリームを米粉で作りました。 米粉感は全くなく、シュー生地はふわっと軽く、カスタードクリームはあっさり。 グルテンフリーでも、こんなに可愛くて美味しいシュークリームができるなんて!! たくさんの人たちにこの感動を届けたい♡そんなレシピです。
【組み立て】のやり方は、工程写真を多めに載せてありますので、写真と照らし合わせながら見ていただければわかりやすいかなぁと思います。 米粉は、種類によって吸水率が異なるため、特にシュークリームなど、生地の見極めが難しいお菓子は、仕上がりに差ができるかもしれません。 私が使っている米粉は【菓子用米粉 ミズホチカラ】です。 心配な方は、同じものを使っていただければ間違いないかと思います。
小鍋にA 無塩バター50gとB 牛乳60g、水40g、塩ひとつまみを計り入れる。
中火にかけ、沸騰させる。
火を止め、C 米粉50gを加え、耐熱性のゴムベラで手早く混ぜる。
ひとまとまりになったら、再び中火にかけ、コロコロと転がして表面の水分を飛ばす。
ボウルに移して、溶いておいたD 卵2個を少しずつ加え、そのつどゴムベラでよく混ぜる。
シルパット(クッキングシートでも可)を敷いておいた天板に、胴体部分を6個絞りだす。 細長い丸でもよいが、雫の形に絞るとよりスワンらしくなる。
全体に霧吹きで水を吹きかける。
190℃に予熱したオーブンで20分、その後オーブンは開けずに170℃で10分焼く。 ※途中でオーブンを開けるとしぼんでしまうので開けない!!
ケーキクーラーにのせて、粗熱をとる。
首部分を絞る。 絞り袋の端を切り落として、シルパット(クッキングシートでも可)を敷いた天板に、S字状に絞り出す。 折れる可能性もあるので、多めに絞っておいた方が安心。
顔部分は、丸く絞った後にスっーと斜め下に引いて、クチバシを作るイメージで。
170℃のオーブン(スワンの胴体部分が焼けた後すぐに焼く)で8分焼き、そのまま冷ます。
【カスタードクリーム】を作る。 ボウルにF 卵黄2個分、グラニュー糖50g、バニラビーンズペースト3gを入れ、泡立て器ですり混ぜる。
G 米粉20gを加えてさらに混ぜる。
小鍋にE 牛乳200gを入れ、沸騰直前まで温める。
⑰のボウルに少しずつ加え、混ぜる。
洗ったキレイな鍋にこしながら戻す。
中火にかけ、炊いていく。 たえず耐熱性のゴムベラで混ぜながら加熱を続ける。
加熱を続けると重くなり、さらに続けると艶がでてきて軽くなる。
暑いうちに皿に広げ、ラップを密着させ、保冷剤をのせて急速冷却する。 粗熱がとれたら、使うまで冷蔵庫へ入れておく。
H 生クリーム100gをボウルに入れ、氷水をあてながら、ハンドミキサーの高速でしっかり角が立つくらいまで泡立てる。
【カスタードクリーム】をボウルに入れて、ゴムベラでコシを切り、泡立てたH 生クリーム100gと合わせてよく混ぜる。 星口金をつけた絞り袋に入れる。
【組み立て】 スワンの胴体部分を切る。 上1/3くらいを切り落とし、切り落とした部分を更に縦半分に切る。(のちに羽になる)
胴体部分にクリームを絞る。
羽部分をつける。
顔&首部分をつける。
【仕上げ】用のI 粉糖適量を茶こしでふるいかける。
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りえ菓
施設で調理師として働く二児の母です。 幼い頃からお菓子やパンを作るのが大好きで、時間を見つけては日々研究に励んでいます。 米粉や旬の果物、和の食材を取り入れながら、身体に優しくて見ためも可愛いお菓子やパンのレシピが得意です。 作る時から食べる時まで、ワクワクがとまらない♡そんなレシピ作りを心がけます。 カラーの知識を取り入れながら、かわいくて楽しいお菓子やパンをInstagramに載せていますので、ぜひそちらも見ていただければ幸いです。 ♢取得資格♢ 調理師 ABCケーキライセンス ABCブレッドライセンス パーソナルカラリスト3級 ♢受賞履歴♢ 2021年1月号 レタスクラブ掲載 ぜつめつきぐしゅんっ。レシピコンテスト 優秀賞受賞 2021年6月 カリフォルニアミルク協会✕cotta カリフォルニア産チーズレシピコンテスト コルビージャック部門 グランプリ受賞 2022年3月 神戸紅茶株式会社 第一回神戸紅茶フォトコンテスト 最優秀賞受賞 2023年11月 日本ピーナッツ協会×cotta ピーナッツフォトコンテスト『我が家のお気に入りのピーナッツの食べ方はコレ!』部門 グランプリ受賞