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    アーティチョークの美味しい食べ方

    • 投稿日2020/06/21

    • 更新日2020/06/21

    • 調理時間15

    日本ではまだまだ珍しいアーティチョーク。ヨーロッパでは一般的で塩茹でやオーブン焼きにして楽しまれています。花が咲く前の大きく実った時期、ほんの僅かな期間が旬です。アザミの花に似た紫色の花が咲いてしまったら食べ時を逃してしまいます。 最近は日本でも栽培されてきています。5月~6月の初夏が旬ですが、なかなかお目にかかれないレア食材です。 味はゆり根の様な、サツマイモの様なホクっとしつつも少し歯ごたえがあります。食べるところが少ないですが、とにかく美味しいんです!今回はうま味を逃がさないレンジ加熱で美味しいく調理できる方法、そしてなんといってもどうやって食べるのか??をご紹介します!

    材料1人分

    • アーティチョーク
      1個
    • A
      200ml
    • A
      レモン果汁
      小さじ1

    作り方

    ポイント

    ・アーティチョークは大きいサイズの方が食べるところが多くてオススメです。小さくても味はしっかりしています。 ・空気に触れるとすぐに酸化して変色するのでレモン水に浸します。

    • 【不要な部分を切る】 アーティチョークの萼(がく)(一枚一枚分かれている葉っぱぽい部分)の尖った先端をキッチンバサミで切り落とす。 ※先端は食べる際、調理の際に刺さる可能性があるので取り除きます。

      工程写真
    • 1

      茎がある場合は切ります。 ※茎が柔らかい場合は加熱すると食べられますが、外側はスジっぽいので取り除いて下さい。

      工程写真
    • 2

      【レモン水を作る】 A 水200ml、レモン果汁小さじ1を合わせてレモン水を作る。

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    • 3

      【切る】 アーティチョークを縦半分に切る。 ※硬いので注意して下さい。押し切るのではなく、ゆっくりと滑らす様に下部のヘタ部分から切って下さい。

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    • 4

      切ると上部は繊維質なものがぎっしりと付いています。これは開花前の花です。苦みとアクが強く食べられない部分です。 下部に白い部分があります。これが一番美味しいアーティチョークの「ハート」と呼ばれる部分です。

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    • 5

      【浸す】 切った断面は酸化して色が変わりやすいので直ぐにレモン水に浸して下さい(1分程度)。

      工程写真
    • 6

      【加熱する】 断面を下にして耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジ(500w)で5分加熱する。

      工程写真
    • 7

      【完成】 味付けをしなくてもしっかりとしたうま味とコクがあるので、まずはそのままお試し下さい。 お好みで塩やオリーブオイルを少し付けてもGOODです!

      工程写真
    • 8

      【アーティチョークの食べ方】 まずは外側の萼(がく)を一枚づつはがして下さい。

      工程写真
    • 9

      萼(がく)の内側、下部分に少し果肉の様なものが付いています。ヨーロッパではこれを歯でこそぐ様にして食べます。 ほんのちょっとしか付いてないですが、うま味の塊!ホクホクとして少し歯ごたえがあります。クセになる味です。ワインも進みます♪

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    • 10

      萼(がく)をすべてたいらげたら、メインディッシュの「ハート」部分をいただきます!これがとにかく美味しい! 花部分と下の白い部分をもって二つに割るように力を入れると花が外れます。花の繊維は苦いので食べないで下さい。

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    • 11

      花が綺麗に外れました!

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    • 12

      白い部分に付いている萼(がく)を取り除いて食べます!味付けしなくてもコク深くて美味しいです!ワインを忘れずに♪

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    レシピID

    393841

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    三浦ユーク

    料理研究家・sopa i vida 統括兼メニュー開発責任者・元寿司職人(アメリカ)

    料理研究家、sopa i vida 統括兼メニュー開発責任者、元寿司職人(アメリカ) テレビ番組フードコーディネート、料理動画監修、企業レシピ考案、レストランメニュー開発、コラム執筆、料理教室、食イベントへの出演等。 得意ジャンルは、ちょっと気の利いたお酒のおつまみや居酒屋メニュー。 料理を作る時のモットーは「調和とアクセント」。全体のバランスを考えつつも、香り・食感・味覚を刺激するアクセントを加えることを意識しています。 料理は表現であり、感動と幸せを提供できる「エンターテインメント」だという想いで活動しています。作っていただいたレシピが「家庭の味」になり、代々受け継がれる様な愛されるレシピ作りを目指しています。

    「料理家」という働き方 Artist History